「ボートマッチ」はやってみる価値がある
参議院議員選挙はいよいよ今週末が投開票だ。私は家族旅行を設定したので、すでに期日前投票を済ませてきた。
一部メディアのサイトに「ボートマッチ」という仕組みがあることを知った。「質問に答えることで、自分の意見に近い候補者(政党)を知ることができる」というもの。こんなものがあると知らなかったのは、ちょっと恥ずかしい。
「ボート」は船ではなく、voteなのか。Boat Race=“競艇”と間違えるうっかりモノが出てくるかもしれない。「投票一致サイト」の方がわかりやすいのではないか。
投票を済ませた立場ながら、目についた2社でやってみた。
質問では、ロシア制裁、敵基地攻撃能力、夫婦別姓、コロナ対策など多様な争点が上がっている。報道関連業務をやっていた者として、私はこうした問題への“感度”は低くないつもり。それでも、質問に答えることは、自分のスタンスを改めて考え直すきっかけになったのである。やってみる価値はある。
結果は、2社でそれぞれ別の候補者との一致度が高いと表示された。設問の内容や選択肢が違うし、もちろんアルゴリズムも違うのだろうから、当たり前なのか。実際の投票の「参考程度」にするものなのだろう。
それにしても参院選。相変わらず世の中の関心は低いままの空気感だ。「ボートマッチ」がもっと広く認知されれば、少しは興味を持つ人が増えるだろうな、と考えている。
(22/7/7)