チックコリア
長いので、、、
心して下さい。
ジャズピアノの巨匠チックコリアが移行した。
生まれて初めてアドリブをフルコピーしたのが、上記のアルバム「Now he sings Now he sobs」の中に入ってる「Matrix」(綴りが合ってるかな❓)
当時17歳の高校生はヤマハ関係の人に「トガシ君、これ一週間でコピーしてきてごらん」と言われ、フルコピーして譜面に起こした。
言った本人は一週間じゃ無理だろう(ってかできないだろ⁉️)と思ってたのに一晩でコピーしてきて(自分の記憶では何日か、かかったと思ってたが周りの話しで一日だと判明)次の日、目の前で弾いてみせたので驚愕していた。
そこから話しがとんとん拍子に進み、その秋のヤマハのコンテストに出ることに。
その前に審査員の前田憲男さんに自作の曲を見せなさい。と言われ見せたら『君は山下洋輔君は好きか?』と言われたので「ハイ❗️」
そして、関東甲信越、次は全国大会だ❗️
のコンテストで審査員三人のウチ二人は百点。
そして一人は0点だった。
何それ⁉️
0点をつけたのは前田憲男さんだった。
彼はアバンギャルドが大嫌い(勿論洋輔さんも)だったのだ。
このままこいつを全国大会に出させる訳にはいかない、というコトだ。
平均点70点で全国大会だよ。
10点くれたら全国大会だったのに。
事前に譜面見せたのになんだその仕打ちは❣️と、審査員特別賞を貰ったがそんなもんはいらねぇ、と怒り心頭に発した。
所がその後プロになりスタジオミュージシャンとして仕事する様になったら、仕事で良くワシを指名してくれた。
大貫妙子とか色々と。
ピアノの腕は認められたってコトだが、自分の趣味嗜好で人の人生を左右するようなコトしやがって、と、17歳の高校生はホントに怒り狂ったのだ。
その後チックコリアがマイルスバンドで「ビッチェズブリュー」に参加してるのを聞き、すごい衝撃を。
そしてハービーも知った。
二大ピアニストに憧れてコピーしまくったが、チックは割とすらすら弾けるんだが、ハービーは黒人なのでコピーはできてもそのノリが出せなくて凄く苦労した。
だってそれまでクラッシックしかやってなかったから、あの黒人独特のノリは中々出せなかった。
そして、今だよ。😂
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?