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【プライドマンス2021🏳️‍🌈】Hello Halo-Halo

プライドマンス2021🏳️‍🌈の企画

こんにちは🌈
Halo-Halo Clubです。今回は過去の活動紹介として、今年度(2021年度)前期に実施したプライドマンスの企画を取り上げさせていただきます。

ご存知の通りプライドマンスには、LGBTQ+の権利や文化についてのイベントが多く催されますね。コロナ禍で実現出来ていないですが、いつかはプライドパレードに(オンラインではなく)直接参加してみたいです‪💭‬

さて今年度のプライドマンスは
「Hello Halo-Halo」
という企画を実施しました。

タイトルは正直、韻を踏みたくてつけたという感じですね。また親しみやすさを醸し出したかったというのもあります🦆

ポスター↓

※今気づいたのですが、②座談会しようWEEKの(6/17〜)と③映画をみようWEEKの(6/24〜)は「〜」要らなかったです…。失礼しました🙇‍♀️
※ちなみにポスターにある「女らしさ(に縛られたくない)」という単語は【LGBTQ+への抑圧】というより【女性差別】の文脈に近いとは思うのですが、双方根っこの部分は同じ(シスジェンダー異性愛者男性が世界の中心であること)なので併記させていただいています。例ですが、シスジェンダーで異性愛者の女性がこの入口からLGBTQ+への抑圧に気づくきっかけを得てくれたらいいななどと思っております。

(ちなみにポスターに使用させていただいた素敵なイラストは「shigureni free illust」さんのものです!)

こんなことやったよ

プライドマンスを「LGBTQについて考えたり活動したりする月間」とした上で(今思うと少し雑な書き方ですね…せめて「権利について」と加えればよかったなと思います)、ジェンダーやセクシュアリティに関する企画を3つ立ち上げました。


①みんなのお話もちよろうWEEK

ジェンダーやセクシュアリティに関する質問、疑問をDiscordというアプリで大募集致しました。そして、(嘘をついてもしょうがないので正直に言いますと)全然投稿が来ませんでした!

・学生さん達はdiscordというアプリ自体に馴染みがなかった(筆者も初見でした)。

・QRコードから入ってもアプリを閉じたらチャットから抜けてしまう謎仕様が良くなかった。

・皆なかなか投稿する勇気が出せず遂に誰も話せなかった。

などが原因かなと思います。
解決案としては、

・集め方を変えてみる。

・グループ内の人がどんどん率先して行動し一般参加者のハードルを下げる。


などが挙げられますかね。やはりこのやり方自体初めてで試行錯誤の連続だったので、色々挑戦しつつどんどん次に繋げて行けたらなと思います!


②座談会しようWEEK

当初の予定では①で集まった話題を元に座談会をしよう、というはずだったのですが、いかんせん投稿がなかったものですから即席で話題を生み話し合うという次第になりました。次はこうならないようにしたいですね…😥

しかし、思ったより様々な話題についてお話することができました!

またHalo-Halo Clubメンバー以外の方にも参加していただくことが出来ました!メンバー含め、参加してお話を深めてくださった方々には感謝しかありません…。ありがとうございます。

そしてその内容につきましては、記録がないので記憶だよりで書きますと(ここも反省点です)、

・同性カップルは、異性カップルならされないであろうプライベートな質問を投げられがち(特に性事情に関するものが多い)
→一部のマジョリティにはどこかで「セクマイは自分たちとは違う妙な人」という認識があるのではないか。セクマイはセクシュアリティが違うだけで同じ人間なので、しっかり人として尊重してほしい。

・「LGBT映画特集!」で開いたらゲイとトランスジェンダーの映画しか特集されていなかった時のもやもや
→映画を作る側も含めてもっと色んなセクシュアリティについて扱って欲しい。


というような感じです。
一貫して言えるのは、

・もっと色んな人がLGBTQ+のことを知って身の内の偏見を省みてほしい。

・メディアは積極的にその助けとなるような発信をしてほしい。

・上層で「生産性が」「種の保存」とか不要な心配ばかりしている人達にはぜひ現実と当事者に向き合ってほしい。


ということです。Halo-Halo Clubも、微力ではありますがLGBTQ+の方でも過ごしやすいキャンパスを作るために尽力していくつもりですのでよろしくお願い致します💪🌈


③映画をみようWEEK

前の週や、前の前の週に言語センターでHalo-Halo Clubがピックアップした映画をいくつか流していただいたあとで、座談会を実施しました。

・『チョコレートドーナツ』
→ダウン症とゲイというふたつのマイノリティを描写したという点が良かったし、私たち自身も学べることが多かった。

・韓国ドラマ・映画の邦題もとい日本版ポスターがひどい
→「女が見るんだからピンク入れときゃいいや」感をひしひしと感じる。
→あと「とりあえず異性愛要素ぶっこんどけばいいんだろ?」感もすごい。
→原作の魅力を削ぎ落とすようなブランディングは失礼すぎる。
→国によって消費者の好みに差が出るのは分かるが、原作の内容を誤解させたら元も子もないので下手に加工せず広報してほしい。

というようなことを話しました。今振り返ってみても「なるほど」「確かに」と思える部分が多く、とても有意義な談義をすることができたのではないかなと感じます。

後期でも同じように映画を見てお話する企画を立てましたので、フェリス生の方にはぜひぜひ参加していただきたいです☺️(FerrisPassportにお知らせを流します)

また、別途で「Halo-Halo Clubおすすめ映画一覧」を作りました↓

Halo-Halo Club選定
LGBT、ジェンダー関連映画

 
1 『君の心に刻んだ名前』(2020)
1987年の台湾が舞台。ゲイであることを周りに受け入れてもらえない苦しみ、相手を守りたい葛藤、差別、生きづらさが描かれています。考えさせられるところがあると思います。

2 『チョコレートドーナツ』(2014)
ゲイであることを隠して生活する弁護士の主人公とクラブで女性の格好をしてパフォーマーをする男性、そして母親に育児放棄をされたダウン症の男の子の関係をメインにしたLGBTに関する物語。

3 『未来を花束にして』(2015)
イギリスが舞台となっており、当初女性参政権がなかった時代において女性たちが参政権獲得のために懸命に運動を行う物語でジェンダー格差について考えることができるのではないかと思います。

4 『ドリーム』(2017)
NASAで働く黒人女性3人がメインの物語で女性たちは肌の色、性別で差別はされるものの彼女たちの意志で働く環境を変えて成長していく物語です。これまたジェンダー問題として考えられると思います。

5 『ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト』(2020)
プロポーズを計画して彼女の実家へ向かったアビーは、その道中で彼女が家族にカミングアウトしていなかったことを知る。私的には結構辛いシーンが多かったのですが、「儚い」「脆い」みたいな関係ではない普遍的なレズビアンカップルが描かれていたのがすてきでした。

6 『燃ゆる女の肖像』(2019)
18世紀フランスを舞台に、望まぬ結婚を控える貴族の娘と彼女の肖像を描く女性画家の鮮烈な恋を描く。私はまだ見ていないのですが、Twitterでフォローさせてもらっているレズビアンの方々が軒並み絶賛されていたので気になっています!

※別にオススメしたいものがあったので、筆者が書いたオススメ映画を一部変更しています。

私自身、まだ見ていないものが多いのですが、図書館の閲覧室などを利用して少しずつ見ていきたいです…!また、「オススメ映画一覧」はまた内容を更新してInstagramなどに投稿していきたいと思います。よければフォローなどお願いします🙏↓


以上

今年は新型コロナウィルスの影響もあって、なかなか思うように活動できなかったのですが、そんな中でもこのような企画を実現することができてとても嬉しく思います。反省点などを次に活かして、またさらによりよい企画を作っていきたいです🌈

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