結婚向きの相手ほど目立ちにくく見落としやすいという真理
こんにちは。
バイオハザードの新作のプレイ動画が序盤から怖すぎてビビりまくっている はろ です。
はっきり言いますが「結婚向きの相手」ほど目立ちません。会ってすぐにビビビっとくるわけでもないし、ときめくわけでもないし、ましてや見た目が華やかなわけでもない。腹立つくらいわかりにくいんです!
そのため、よく芸能人が結婚会見で言うような「ビビっときた」とか「会った瞬間にこの人だと思った!」という類の話を真に受けていると、“本当にいい結婚相手”を見逃してしまうのです。
実は、婚活には「いい人に出会うこと」以上に「いい人に気付くこと」の方が遥かに大事。
「いい人がいない!」そう嘆いている皆さん。本当は「いい人」がいないのではなく、見落としているだけではありませんか?
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1.「いい人がいない!」に潜むワナ
「いい人全然いないんだよね~」
婚活時代を振り返ると、こんなセリフをよく言っていました。相談所でお相手のプロフィールを見て、会いたい人が見つからないと「全然いい人いないじゃん」なんて、思わず心の中でグチっていたんです。
今だったら、まだ会ってもいないプロフィールや初対面の時点から「いい人だな」って確信を持てるなんて、ものすっごくレアなことだぞ?と思えるんですけどね(笑)当時はそう思えなかったんです。
というのも、自分の中で無意識に「結婚するほどの縁がある人は見た瞬間にピンとくるもの」という思い込みがあったのです。プロフィールを見たとき、あるいは初対面のとき。どちらかでピンとこなければ、その人は縁がない。そう思い込んでいたんです。
よく芸能人が結婚会見で言っているような「ビビビっときた」とか「会った瞬間から結婚すると思っていた」という類の話を信じ切っていたんですね。そうした感覚が全ての人にあるわけではないのに…。自分もそうした感覚を感じられるに決まっている!と思ってました(恥)
「ピンとこない=いい人ではない」という意識の怖いところは、結婚に向いたステキな人を相手を深く知る前に切り捨ててしまうことにあります。皆さんも、なんかピンとこない…という理由で相手をよく知る前に、バッサリ切り捨てた経験、ありませんか?
プロフィールや初対面のときにピンとこないのは、ある意味当たり前なんです。だって、ビビビっとくる方がレアですから。何も感じないことの方が割合的には多いのです。
「いい人がいない」には「ピンとこない」という意味が潜んでいることがあるんです。
2.「いい人」を逃しそうになった女
去年、あるアラサー女性に男性を紹介したときの話です。男性4人のプロフィールを見せて、会いたい人がいるか尋ねたところ、彼女は1人の男性を選びました。(私はある相談所の協力を得て、入会しなくてもお見合いの体験をしていただける活動をしています。)
プロフィールでピンときたのが、その彼だけだったみたいなんですが、実は彼女が選ばなかった3人の中に彼女の『未来の旦那さん』がいたんです。ピンときた男性とは結局上手くいかず、そのあとにお見合いした男性が結果的に彼女の旦那さんになりました。
プロフィールでも、初対面でも、ピンとこなかった男性が結婚に至る縁のある人だったんです。ビックリでしょ?もし自分の「ピン」とくる感覚だけ信じていたら、彼女は彼とお見合いをしていなかったし、もう一度会おうとも思わなかったんです。
実は、こうした結婚向きの男性ほど初見ではパッとしない人が多いんです。
よく「居心地の良い人」や「安心感のある人」をオススメすることが多いのですが、そうした人ってだいたい目立たないんですよ(笑)正直、見た目も普通で、一見どこにでもいるような感じの方が多いので本当に気付きにくいんです。
けど、居心地の良い人ほどそういうものなんです。
結婚向きの居心地のいい男性って出会ったときから、くつろぎモードで過ごせる人なんです。だからピンともこないし、キュンともしない。トキメキもほぼ無縁。けど、代わりに包み込まれるような安心感と、ありのままの自分でいられる気楽さがある。
最初はその心地よさに気付かないんですけど、会っていくうちにその安心感の虜になって好きになる。これって成婚者あるあるなんですよ。
「いい人」って出会った瞬間からわかるものって思いがちですけど、実際はそうとも限らないんです。
ほとんどの人はいい人と「出会おう」とするけど、本当に大事なのはいい人に「気付こう」とすることなんです。
3.婚活のカギは「気付く力」
婚活をしているといい人に出会うこと以上に、いい人に「気付く」ことが大事なんだということを思い知らされます。
婚活市場にいる“結婚向き”の男性のほとんどが、目立ちにくい普通の人だから。
見た目が華やかで目立つ人に気を取られることが多いですが、そういう人ってだいたい「ヤリモク」か「既婚者」であることがほとんど。30半ば過ぎて妙にモテる要素を備えた男性は、逆に警戒した方がいいと思っています。(個人的にね)
みんな、わかりやすいものが好きなんです。だから初見でピンとくる人に惹かれるし、そうした感覚を頼りにしてしまう。けど、それが本当に正しいかどうかは別問題。本質は相手を深掘りしないとわからないものだからです。
最初はなんとも思わなかった。
初対面では何も感じなかった。
そうした人が運命の人だった…ということはよくある話です。「一緒にいることに違和感がなさ過ぎて何も感じない」というケースです。こうした縁を掴むには「気付く力」を養うこと。「何も感じない」のは本当に縁がないからなのか、よく見極めることが大事です。
何も感じないから断ろう…と思うのなら、なぜ何も感じないのか?深く追求してみることです。特別な感覚を心のどこかで期待しているのであれば少し踏みとどまってみることをオススメします。
特別もう一度会うことに不快感がないのなら、次に進んでみる。その不快感のなさは、もしかしたら「居心地の良さ」に繋がっているかもしれませんから。
まとめ
「いい人がいない」には「ピンとくる人がいない」という意味が含まれていることがあります。ピンとくる感覚を期待して相手探しをしていると、本当に大事にすべき縁も切り捨ててしまいかねません。
婚活している方ならお分かりだと思いますが、結婚向きな人ほど目立ちにくいのです。見た目の華やかさと引き換えに、心の豊かさを持っているからです。
婚活ではいい人に出会うことより、気付くことの方がずっと大事。
「何も感じない」「別に普通」そんな状態でもあっても不快感がないのであれば、もう一度会ってみてもいいと思いますよ。
「気付く力」を養って、いいご縁を掴み取ってくださいね!
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