SICKS_MONSTERSNO.2 メイキング
こんにちは。『Vlad Drăculea(以降『ドラキュラ』)』制作者のけーおんです。『ドラキュラ』をプレイしていただき、ありがとうございました。
この記事では、今回の謎の裏話などを語っていこうと思います。
以降、『ドラキュラ』についてのネタバレが含まれます。
発端
2019年3月31日。4月末に行われるナゾガクEXに向けて『HITBEAT』の制作のために常春邸で泊まり込みで作業をしていました。そして日が変わり4月1日になり、それは始まりました。
『April Code』
「謎解き王トーナメントに感謝を込めて」という一文と共に始まったその企画は、作業をしながらエイプリルフール企画を見て楽しんでいた僕たちを一気に惹きつけ、気がつけば『HITBEAT』のことなど忘れてすっかり夢中になっていました。
全体戦ではなく、個人戦またはチーム戦を推奨し突破タイムを競わせるゲームスタイル、WAVEごとに手を変え品を変えて出される難問、それをチームメンバーの頭脳を終結させて突破していく快感は、完全個人戦で行う謎解き王トーナメントでは出し切れない可能性を僕たちに提示してくれました。
そして、続けざまに始まった『Brain Dive』。こちらも、『April Code』を踏襲したスタイルで行われ、一部の狐メンバーはこの謎の解明の為にゴールデンウィークの10日を全て溶かしてしまうほど、真剣に向き合いました。
2つの難関Web謎を解き終わった常春がぽつりと呟きました。
「俺たちも作ろう。April CodeとBrain Diveに感謝を込めて。」
こうして、狐のボスラッシュ企画が動き始めたのです。
原案
前述の2つをリスペクトしたボスラッシュ企画を行うに当たり、2つを解く際主に動いていたメンバーがそのまま作るという流れになりました。
Twitterのスクリーンネームからもわかる通り常日頃よりウサギをアピールしている僕に対し、常春から出たオーダーは
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