
推しへ贈るオリジナルのシーリングスタンプを作った話・その2
以前、オリジナルのシーリングスタンプのヘッドを作ったのですが、また作りました。今回は3つです。
製作は前回と同じHOINライフさんにお願いしました。
▼1つめ
まずデザイン全体がこちら。

以前の推しへ贈るために作ったオリジナルヘッドのデザインの一部を変更して再製作したものです。
各パーツごとに分解した説明図が下記。

変えた部分は説明図で言うと、上段右端の「S」を「Z」に、それにともなって小さい星の大きさと位置を調整し直しました。
Zは逆向きにして、全体のバランスに合わせるためにベタ打ちした状態よりも少し表示比率を変えています。
それ以外の部分と小さい星の数(★4つ、◆9つ)は変えていません。
実際に捺した写真がこちら。大きさは30mmです。



以前の記事にも書いたとおり、このデザインは推しの名前を組み込んで作っていて、最後の部分はSでもZでもどちらでも通用はするのですが(実際に6年くらい前に推しに表記はどちらがいいのか訊いたことがあって、そのときはどちらでもいいとの答えだったので、イラストを描くときや前のヘッドデザインを作る際にはSを使っていました)。
ただここ最近、推しがお仕事をした際のクレジット表記や、出演した舞台のグッズなどの名前が英語で書かれることが多く、英語表記だと最後がZになっているため、そっちの表記の方がいいかなあとは思っていたのです。
それと、以前のデザインだと右下の三角形の部分(Sを逆向きにした上にあたるところ)にあった小さい星の、特に◆4つが小さすぎて捺したときに潰れがちになってしまい、さらに色をつけるために塗るとほぼほぼ潰れてしまう、という状態だったため、これもなんとかしたいなと考えていました。
この2つの理由があったので、それなら作り直そうと思い新しいデザインで再製作したというわけです。
以前のデザインがすごく悩んで考えて作ったもので自分でも気に入っていて、全体的に崩したくなかったのもあり、最低限の部分しか変えていませんが、良い感じにブラッシュアップできたのではと思います。
▼2つめ
全体のデザインがこちら。

実際に捺した写真がこちら。大きさは20mmです。



以前に作ったもの&今回新しく再製作したものは、推しの名前を入れてはいるけれどあえて分からないようにして作ったものだったのですが。
やっぱりすぐ見て推しの名前が分かるのも欲しいなぁ…と思ったので、ひとまわり小さいサイズで作りました。
全体的なデザインはシンプルめにしつつ、外周の模様は細めに、名前は分かりやすく太めに。
名前の部分に使用したフォントはFury。文字をすべてくっ付けたかったので字間を詰めています。
また「'」の部分を月のマークに変えました。
▼3つめ
全体のデザインがこちら。

実際に捺した写真がこちら。大きさは25mmです。



自分の名前で作りました。
全体のデザインは、創作活動で長年使用しているサークル名からイメージしています。
名前の部分に使用したフォントは、こはくとう。
かなり小さい模様を入れましたが、実際に捺したときに模様が出るのは左上の◆2つまでが限界で、それより小さいところはほぼ点になりました(これはお店の方からもデザイン確認の際に、彫刻は可能だけれど捺すと形がきれいに出ないことがある、と注釈がありそれはこちらも了承しています)。
どのくらいの大きさや線の太さまでなら模様が出るのか、という個人的な実験も兼ねての作製でしたが、思っていたよりも細かい部分がきちんと出ていたのと、小さいところが点になっても違和感のないデザインにしたおかげか、全体的によくできていて満足の仕上がりになりました。
最後におまけ。
ヘッダーにした写真の全体図です。
ヘッドとサンプルを並べると大きさの違いが分かりやすくていいですね。
