活動履歴(2022)
デビュー作が出版された年。作家一年目の活動記録です。
【小説・文章】
『虹霓《こうげい》のかたがわ』 第4回ゲンロンSF新人賞受賞作(中編小説)
Kindle版
ゲンロンショップ版
ゲンロンSF新人賞の受賞作を改稿したデビュー作
チベット仏教ダンスSF。今年のお仕事はすべてここから始まっています。
『【加藤直人×榛見あきる 創作会議】起業家と小説家が本気でメタバースSFを考えてみた』小説すばる2022年4月号掲載(対談記事)
後によみタイにも掲載
メタバースプラットフォームを提供しているcluster社のCEO加藤直人さんと、メタバースとSFについてのワークショップ的なことをやらせていただきました。
お話の中で出たアイディアをもとに、二つのプロットを作成しました。
・『(Dis)cover of Virtual Ramen』小説すばる2022年5月号掲載(短編小説)
上の企画で作成したプロットをもとにしたメタバース×ラーメンSF
ラーメン好きの友人に少し協力してもらってラーメンの描写に手をいれています。
個人的な見どころは話法の処理。自由話法の勉強のつもりで構成に絡めた。
『著者インタビュー(2022年5月)』Anima Solaris掲載(対談記事)
デビュー作『虹霓《こうげい》のかたがわ』についてのインタビュー
聞き手の雀部さんが、講座生時代の作品や、好きな作家の話などをとても丁寧に聞いてくださいました。
『翼捥羊《よくわんよう》』Sci-Fire2022掲載(短編小説)
下に記載がある上田洋子さんと星泉さんとのイベントで、羊飼いの話が読みたい的な要望をいただいたことがきっかけでできた作品。
知人の研究者である翼駿馬さんのツイートから『モンゴルの新しい国際空港がマジで何もないところにできた』というネタを教わり、それが反映されています。
仲良くしていただいているSF作家の十三不塔さんに褒められたりもしました。へへへ。
【文章以外の活動】
『SNSでは見えないチベット——政治と幻想の狭間で』(イベント)
『ゲンロン友の会第12期総会:反SNS戦争』というイベント内の企画にお誘いいただきました。
ゲンロンの代表である上田洋子さん(ロシア文学者・翻訳者)と、東京外国語大学教授の星泉さん(チベット語学者・翻訳者)と、
チベットの現状とチベット文学についてお話ししています。
『「放課後のプレアデス」と賢治を語る』(イベント)
『第59回SF大会「F-CON」』、SFの世界では言わずとしれたSF大会の中の企画で、『放課後のプレアデス』というアニメと『宮沢賢治』との関係についてお話させていただきました。
企画を立ち上げてくださったのは、大先輩の菅浩江さんで、企画でのお話し相手も務めてくださいました。
大枠の内容は以下の記事からもご覧いただけます。
Radio Moonside(ラジオ)
2021年の日本ファンタジーノベル大賞を受賞した藍銅ツバメさんと始めたWebラジオ
藍銅さんとはゲンロンSF創作講座4期の同期というのが一番大きい繋がりだが、それ以外にもなんか色々縁がある。かなり仲の良い作家。
12/17(土)の忘年会配信で2022年分の配信は終わったので、2023年のseason2を準備中。
細かすぎて伝わらない小説の話(ラジオ)
ゲンロンの中の人の一人である遠野よあけさんと、作家の大滝瓶太さん十三不塔さんと一緒に始めた不定期Webラジオ
遠野よあけさんの鶴の一声で開催される文学ラジオで、僕もパーソナリティの一人(であるはず……?)
話している分にはスゲー面白い。その内容が伝わっているかは微妙なのですが、まあ……そういう趣旨のラジオなのでたぶんそういうことである。