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心の便秘体質を解消する方法

noteを使っている方は、この記事を一度は読んだことがあるんじゃないでしょうか?

私がこの記事を読んだきっかけは、第二回cakesクリエイターコンテストに挑戦するため、第一回の入賞作品を読もう!と思ったから。

読んだその時の衝撃と言ったら!
出来れば、出産前に知りたかった!爆

この便秘と分娩に関する記事を読んで思ったことは、「私も散々、心の便秘状態に悩まされて来たんだよな〜」ということ。

もしかして私がnoteを始めた一番の理由は、「心の便秘を解消する方法」を伝えたいという思いがあったからなのかも!と気付いたので、その思いを熱々のうちにまとめたいと思います。

目次
・「心の便秘」の定義
・心の便秘体質の変遷
・育児をきっかけに、自分と向き合う
・心の宿便を出し切るには
・こちらの記事もオススメ

**・「心の便秘」の定義 **

「心の便秘」を、この記事では以下のように定義します。

**自分の感情を上手く受け入れられず、負の感情が胸を渦巻き、些細なきっかけで瞬間湯沸かし器みたいに感情が発露してしまったり暴走してしまったりする状態。 **

イライラモヤモヤして、旦那さんや子どもの些細な態度でムキー!ってなっちゃう、とか。そんなイメージです。

ほら、慢性的な便秘状態だと、身体が耐えきれずに急にお腹痛くなることありませんか?
逆に、これはいかんと薬を飲んだら効き過ぎちゃった的なこととか…(汚くてごめんなさい)

私もつい最近まで慢性的な心の便秘状態だったのですが、だいぶ改善されてきました。

そもそもどのくらいの便秘度だったのか、そしてどんな風に解消していったのか、時系列に沿ってお話しさせて下さい。

**・心の便秘体質の変遷 **

私の心が便秘体質になった始まりは…多分、母親との関係につまづいたこと。

子どもの頃の私は、感受性・共感性が高めだったようで。
自分の感情よりも先に、母親の感情や意思が心に入ってきてしまい、無意識のうちにそちらを叶えることを優先してしまっていたみたいでして。(母から「従え」的なことを言われていたわけではないので、自発的だったんだと思う。)

そこから、他人の感情なのか自分の感情なのか…他者との境界が曖昧なまま過ごしていました。

小学生・中学生の頃には、いじめられたこともあったり。

当時は感受性のON/OFFにムラがあって一貫性がなく、加えて我が強かったことが原因だったと思っています。
優しいのか優しくないのか、勝手なのか勝手じゃないのかわかりづらい。

そんなところが、周りを振り回し、その振り回された鬱憤を仕返しする隙が、私にあったからいじめの対象になったのかなぁって思ってます。

剣を振り回すけど、胴ががら空きで攻められてしまう、みたいな?
自業自得、因果応報の極み。

高校・大学はさすがに人付き合いは出来るようになってはいたものの、結局は友人を振り回してしまうこともたくさんありました…

幼い頃から無意識に自分の感情に蓋をしていたからか、その状態が当たり前になってしまっていて。行き当たりばったりで爆発させてしまったり。

割とオープンな性格だと自負していたけど、私の性格を「心の扉が開いてるようで、大事なところは隠し扉の鍵がしっかり閉まってる感じだよね」と表現する人もいました。

特に大勢の人が集まる場が苦手で、空気を読むのに必死になってしまう。その場はみんなと笑ってるし盛り上がるんだけど、一人になった帰り道には「あんなこと言わなきゃよかったかな…」とか後悔の嵐で落ち込む。

いつまでも、感情をストレートに出し切れることはないままでした。

**・育児をきっかけに、自分と向き合う **

その後社会人になり、結婚して子どもを授かり、日々育児をする中でついに、にっちもさっちもいかない状態になってしまいました。

子どもには自由でいてほしい。
だけど、私はまた我慢しないといけないの?
子どもをコントロールしたくない。
だけど、どう接したらいいかわからない。

子どもを通して、自分と向き合わざるを得なくなりました。
自分の感情の底の底まで掘り起こして、ドロドロした膿のような感情を全部出し切らないと、もう前には進めなくなってしまってたのです。

なぜ、イライラしてしまうのか。
なぜ、我慢して(ると思って)しまうのか。
どうなったら、精神状態が落ち着くのか。
子どもに願うのはどんなことなのか。
どうやったら、自分にとって理想の育児が出来るのか。

何度も何度も、ノートに書いたり、夫に話を聞いてもらったり。

良くなったと思ったら、また悪くなって。振り子のように、繰り返し。

だけど、その振り幅が段々と狭くなり…今はやっと、ちょっとやそっとのことでは感情が爆発しなくなりました。

**・心の宿便を出し切るには **

今は些細なことでは感情が爆発しなくなったわけですが。
これって、心の宿便を出し切り、便秘体質が改善して、スルスル出るようになったってことだと思ってます。

で、一番伝えたいことは何かと言うと、みんなもっとちゃんと自分と向き合ってみようよ!大事にしてあげようよ!ということです。苦しいけど、目を背けずに。

小さい頃から我慢する癖がついてると、心が慢性的な便秘状態になってしまう。

だから、目の前の幸せを感じられず、不幸ばかりに目が行ったり、他人と比べたり、自分ばかり我慢してるように思えてくる。

そんな状態は苦しいから、みんなもっと自分の心を大切にして、向き合って、溜まりに溜まった毒素を思いっきり出しちゃお!ということを、私は声を大にして伝えたいんです。

誰かや何かのせいにしてみても、結局自分が自分を受け入れてあげないと、いつまでも苦しみのループからは抜け出せない。

急に何かに怒ったり悲しくなったりして感情を爆発させて、スッキリしたと思ったらまた不満が溜まる…っていう繰り返しになってしまう人って、結構いるんじゃないかと思うんです。

何がいけないんだろう、どうしたら解消するんだろうと思っても…
体の症状である便秘なら、検索すれば色々な方法が出てくるけど、心の便秘は実態が無いから、対処が難しい。

そうやって、私自身も散々困って来ました。
だからこそ、同じように悩んでる人の気持ちがよくわかる。
どうすればいい?の、その第一歩がわからないから、動けないっていう気持ちも。

だから私は、心の便秘を解消する方法として、これからも禅思想だったりエンジニアリングだったり、ちょっと違った角度からのアプローチを、わかりやすく整理して伝えたいと思っています。

人が変わるきっかけって、どこに転がっているかわからないし、劇的に効果が見えるものではないんですよね。
気付いたら、前の自分とは変わってた、みたいな。

だから、結局は自分で色んなことを試して、失敗して、また試して…を繰り返さないと、何も変わらない。

銀の弾丸は無く、鉛の弾丸を撃ち続けて、ほんの小さな穴でも開けていくしかない。

下剤で便秘を解消しようとしても、すぐに戻ってしまうように、やっぱり根本からの改善が必要。
もちろん、体質を改善するきっかけにお薬を使うのもいいかもしれないけど、対症療法に過ぎないから。

辛いかもしれないけど、自分の心と向き合って、少しずつでも積もり積もった悲しみや不満、不安を受け入れてあげる。

そうしたら必ず、ちょっとやそっとじゃビクともしない、平穏な心で毎日を迎えられるはず。

と、具体的な方法論じゃなくて、精神論に終始してしまいましたが…

私はこれからも、誰かの心の便秘を解消する、食物繊維のような文章を、書いていきたいと思います。

noteの元ネタをTwitterで呟いてます。

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松下はるか
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