わが家の育児方針は、「好きなことやれ」
2018年11月29日、12:46。
思い切ってTwitterの「送信」ボタンを押した。
タイムラインに流れていったのは、このツイート。
わが家の教育方針は、「子どもの好きなことややりたいことを、やるべく妨げないで実現すること」
すなわち、「好きなことやれ」、だ。
「それってあり!?」と思われそうなことも息子のやりたいようにやらせているから、このツイートを送信するのは躊躇した。
炎上するリスクも無きにしもあらずだったし…
だけど、仲間であり同士であるママさんの肩の力を、少しでも抜いてほしい一心で…勇気を出してツイートした。
そして蓋を開けてみたら、前向きな共感コメントばかりいただいたのだった。
「私たちの教育方針は、どうやら完全に間違いではないみたいだ。」
私の方が勇気をもらった気持ちだった。
そんな私に一通のDMが届く。
「はるママさんのツイートを、記事で紹介させていただけますか?」と。
初めての経験だったけど、「少しでも多くのママがこのツイートを見て、肩の力を抜いてくれたら」と思い、快諾させていただいた。
そして出来上がった記事を拝読して、また勇気をもらったのだ。
ライターさんの文体も個性が滲み出ていて面白く、「もっと自由に子育てを楽しもう!」という明るいパワーに満ちている。
そして、いくつかのツイートを紹介する中の一つ…ではなく、たった一つの私のツイートを主軸に、記事を展開して下さっていたのだ。(感激した。涙)
記事の中では、「影山メソッド」を生み出した教育者の影山英男さんの言葉が引用されている。
これまで色々なお子さんを見てきましたが、本当に伸びる子のお母さんって、ほがらかで、おっとりしていますね。せかせかしていません。
そうか、と。
私だって時にイライラすることはもちろんある。
だけど思うのは、子どもに対して制限することが少なければ、叱る頻度も比例して下がっていくから、イライラすることも減るかもしれないってこと。
「マック行こー!」「ダメ!」
「ばあばの家行きたい!」「ダメ!」
「YouTube観たいー!」「ダメ!」
…なんかママも窮屈になって、肩の力がどんどん入っちゃう気がする。
それよりも、
「マック行こー!」「いいよー、その後保育園行ける?」
「ばあばの家行きたい!」「いいよー、ばあばに相談してみて?」
「YouTube観たいー!」「いいよー、何時まで見ようか?」
こんな感じの方が、ママも肩の力を抜いていられる気がする。
もちろん、子どもの成長のためには寝食は大切だし、わが家もYouTubeによる視力の低下は気になってる。
だけど、きっと、子どもは勝手に育つ。
どんどん勝手に育って、親の想像の範疇なんて"ひょい"と乗り越える人になってほしい。(子離れは寂しいけど)
だからいつも私たちが判断基準にしているのは、「これは生死に関わることなのか?」ということ。
自分や他人の生死に関わる危ないことは、全力で止める。
だけどそうじゃなかったら、私たち両親にも止める権利は無い…というのが、夫婦の持論。
とはいえ、親も人間なので、全てを叶えてあげることは出来ない。
子どもの言うなりになって、奴隷みたいになるのも辛いんだよ…(経験者は語る)
ということで、わが家が始めたことは、「タスク管理ふせん」
子どもが「権利=やりたいこと」を行使するには、「義務=最低限の衣食住に関わること」を果たさなければならない。
※わが家の息子は、YouTubeを観たいがためにご飯やお風呂をなかなかせずに愚図る事があり、私たちもすごく疲弊したため導入を決定した
じゃんっ
なんとも手作り感満載(笑)
このふせんが全部「おわった」に貼られたら、何でも好きなことしていいよって。
ただし、保育園に行く時間と、寝る時間は守ろうね、とお約束。
これがゲーム感覚で楽しいらしく、機嫌がいい時はニコニコ笑顔でやってくれるようになった。
でもね、お約束したってね、守れないことだってもちろんたくさんあるけど…
でもこれだけは守ってほしいと、繰り返し伝え続けるつもり。
だって「権利と義務」はセットだし、「自由と責任」もセットだからね。
そんなことも、子ども心に少しでも感じてもらえたら嬉しいなって思ってる。
…と、わが家の独特な!?育児方針について、葛藤も含めて赤裸々に語ってみました。
誰かの肩を少しでもほぐす事が出来たら…とても嬉しいです。
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