今と言う『時』を楽しむ

こんにちは、タヌキのタヌです。
この世知辛い世の中を懸命に生きるために、今日も仕事に家庭にと奮闘中の哺乳綱食肉目イヌ科タヌキ属のオスです！

そんな私の座右の銘は『Carpe diem』
紀元前一世紀ごろの、ローマの詩人ホラティウスの詩の一節です。
正確には
『Carpe diem quam minimum credula postero』
と言います。

ラテン語で『明日のことはできるだけ信用しないで、その日の花を摘もう』と言う意味。
これは『今と言う時を楽しめ』『今と言う時間を有効に使え』という解釈だったと思います。

いつ死ぬかなんて誰にもわからない。ならば、死を恐れるよりも、今この時を全力で楽しもう。
という言葉です。

中学生時代。いじめにひどく苦しんでいたとき、当時の担任であったT先生が教えてくれました。
その当時、生きる希望も失うくらい毎日が凄惨で、性格も暗くて内向的、人を殺しそうな目をしてると言われたことも(笑)
今でもよく切り抜けてこれたな～と自分事ながら当時の自分にただただ驚くのみです。今だから笑い事で済ませることができますが、当時は本当に辛かった。

そんな時、この言葉に出会いました。
辛い日々は永遠には続かない。楽しい時を勝ち取るために、今あるチャンスに手を出して行こうと。

そこから自分は変わりました。
必死で勉強し、合格不可能と言われていた高校受験も乗りきりました。

『今を全力で楽しむ』というスタンスのもと、新しい学校では180度人格が変わったように明るく前向きでにこやかに、一期一会を大切にして行きました。

気がつけば、変人と呼ばれるくらいちょっと変わったやつになっていましたが、同族も増え(笑)今でもそのときの友達とは縁があります。

社会人となった今でもこの心構えは普遍のものとなっています。楽観的すぎと怒られることもありますが、毎日暗い気持ちで過ごすより何倍もマシだと考えています。

明日のことは明日の自分に任せれば良い。10年後のことはその時の自分がきっとうまく乗りきってくれる。昨日あった嫌なことは、昨日の自分に任せて今日の自分は今日の自分として振る舞う。眠ればリセットされる。世界なんてそんなもの。

人生なんて短い。先のことばかり見ていると絶望してしまったり不安になることもあります。
ですが、その限られた時間の中で１秒１秒を大切に使って行くことで、人生とはとても有意義なものとなり得るのだと考えています。

今この時、自分にはなにができるのか、その最良の選択の連続が、結果的に明るい未来に繋がっているんだと信じています。

そのために！
今日は晩飯の買い出しにいって参ります。家には餅とパンしかありません。しかしタヌキは白ご飯が食べたい！
ならば買いに行くしかあるまい！
これが今この時の最良の選択だと信じています！

　　　　　　　　　　　　　　byエンゲル係数の悪魔