第33回出雲全日本大学選抜駅伝予想
こんばんは、ほるみんです。
いつもは投資の成績の話ばかりしていますが、趣味の1つに大学駅伝の順位予想があります。
大学駅伝にハマるようになったきっかけは
甲府市に住んでいた時に、地元の山梨学院大学が箱根駅伝を走っていた
小5の時の担任が、国士館大学で箱根駅伝を走っていた
そのあたりでまず箱根駅伝に興味を持ち、そこから学生三大駅伝と言われる出雲駅伝、全日本大学駅伝にも興味を持つようになりました。
さらに応援したいチームを応援するには飽き足らず、気が付けばエントリー選手を見て出場区間、展開予想、最終的な順位予想をするに至りました。
母校の明治大学の優勝を応援しつつも、どこかでは自分の予想順位がきちんと当たることを願っている自分がいます(笑)
さて、大学駅伝の開幕の出雲駅伝が10月10日正午にスタートします。
今年度の三大駅伝三冠を狙うのは駒大、青学大、早大の3チームと言われていますが、個人的には三冠を狙えるのは駒大だけだと思います。
出雲駅伝は最も少ない6区間なので、圧倒的な安定感を持つ6人を集めたチーム、または不利な展開を一気に引っ繰り返せるゲームチェンジャーの存在が大事です。その条件に最も近いのが駒大です。
1.駒大(1位>2位)
去年の全日本大学駅伝と今年の箱根駅伝と、2大会連続優勝中の王者。
エントリーメンバー全員が5000mを13分台で走るお化け集団です。
ゲームチェンジャーは田澤選手。多分最終6区に来ると予想。
もう1人のエース、鈴木選手もエースが集う3区に来ると思います。
残りのメンバーを見ても層の厚さは随一。
唐澤選手⇒花尾選手⇒鈴木選手と序盤にスピードランナーを並べ、佃選手⇒山野選手⇒田澤選手と後半を繋げば、ほぼ優勝は間違いないでしょう。
2.創価大(6位~8位)
今年の箱根駅伝では大健闘の2位に入った創価大。
しかし全日本大学駅伝予選会では想定外の結果に終わり、暗雲。
ゲームチェンジャーは嶋津選手とムルワ選手。難病の網膜色素変性症と闘いながら気迫の走りでどんどん前を追う嶋津選手には注目です。
創価大の痛いところは、主力が数名故障でエントリー漏れしていること。
嶋津選手は2~4区のどこかに入ると思うので、3~5区に入るでしょう同じく主力の三上選手と一緒に粘って、6区に来るだろうムルワ選手まで遅れないように繋いで欲しいです。
3.東洋大(6位~8位)
5000mの高校記録(当時)を持っていた石田選手が入学。今年は目立った活躍はないですが、果たして駅伝シーズンはどうか。
石田選手は1区向きですが、2大会連続1区を務めている児玉選手がいるので2区に登場か。
東洋大もゲームチェンジャーである松山選手、宮下選手が不出場。もともと出雲駅伝には出場しないという情報もあったので、調整中でしょうか。
そうなると及川選手と前田選手の走りがカギになりそうですが、全体的に選手層が薄いので、序盤の出遅れは避けたいところです。
4.青学大(2位>1位)
エントリーメンバー全員が5000mを13分台で走るお化け集団その2。
ただし駒大との違いは、決定的なゲームチェンジャーがいないこと。
近藤選手が今季5000mと10000mで青学大記録を更新し、原監督も近藤選手のことを推してますが、ゲームチェンジャーかと言われたら微妙な所。
近藤選手と佐藤選手の安定感2枚看板をセットで考えて上位をキープしたいところ。
6区を飯田選手に任せられれば3区に佐藤選手を回し、高橋選手と西久保選手をその前に置いて、中倉選手、山内選手を後半に置けば2位以上は確実でしょう。
5.東海大(3位~7位)
黄金世代、三本柱と言われた主力世代がこの2年でごっそりと抜け、戦力の落ちた感のある東海大。
さらに今回はゲームチェンジャー石原選手が故障でエントリーされず、主力の長田選手も欠場。反面、去年故障で走れなかった実力者、松崎選手の復調は好材料。
主力は市村選手、本間選手、松尾選手、佐伯選手、他たくさんいますが、全体的に調子にムラがある選手が多く、ハマれば3位、ハマらなければ7位くらいまでありそうです。
6.早大(3位~5位)
太田選手、中谷選手、井川選手と10000mを27分台で走る選手を3人同時に在籍させた史上初の大学。
3人とも安定感はありますが、それに次ぐ鈴木選手と小指選手の欠場が痛いところ。
こちらはスピードランナーの千明選手、伊藤選手を序盤に使って流れに乗り、スピードもスタミナもある中谷選手を3区と6区どちらに持ってくるか興味深いところ。
優勝は厳しいと思いますが、5位以上は固いでしょう。
7.順大(3位~5位)
ここが一番のダークホースでしょう。
東京五輪の3000m障害で、日本人史上初の7位入賞を果たした三浦選手が五輪後の短い期間で出雲の距離に合わせて来られるかが肝。走れれば1区区間賞の最右翼です。
飛び抜けた大エースはいないものの、誰をどこに配置しても同じように走れる実力と安定感を持っているのが順大の特徴。他校に1区間でもアクシデントがあれば、3強もあり得ます。
8.帝京大(6位~8位)
日本一諦めの悪い大学と監督が称する帝京大。その名の通り(?)、だいたい序盤は出遅れますが後半一気に追い上げます。
ゲームチェンジャーは一応遠藤選手なのですが、なぜか彼は箱根駅伝以外では失速するのでそこが課題。安定感で言えば橋本選手、細谷選手、中村選手です。
あとの2枚は大学駅伝経験者の小野選手、寺嶌選手で埋まりますが、上位大学とはちょっと差が開きそうです。
9.國學大(5~7位)
さりげなく前回大会(2年前)のディフェンディングチャンピオン。
その時の優勝メンバーで1区と2区を走った藤木選手、中西選手はしっかりエントリー。同じ2人を1区と2区に置いた今年の箱根駅伝は流れに乗り損ねたので、リベンジに期待です。
島崎選手、木付選手は安定感抜群。殿地選手はどこでも走れる。平林選手が1年生ながら急成長株。これで6枚埋まります。
どちらかと言えば後半に持ってくる選手がいないので、前半しっかり前にいることがカギになりそうです。
10.東京国際大(4位~7位)
説明不要の大砲、ヴィンセント選手を擁する東京国際大。間違いなく6区に登場し、2分くらいの差であれば全部引っ繰り返してしまうでしょう。
日本人エースの丹所選手との2枚看板+山谷選手の3人が主力ですが、それ以外の選手が他校より劣るのがどう響くか。
とにかく1秒でも前でヴィンセント選手に襷を渡すことが大切です。
10チーム紹介して、9位と10位が全く予想できないくらいの高速レースになりそうな今大会。1つでもミスがあったチームは容赦なく落とされます。
関東以外の大学は予想できません。すみません…。
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