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103万の壁でよくわからんこと
「減税案」にしてしまったのは何故?
年収ごとにいくら税率をかけるかは財務省の思惑でなんとでもなるのだから「確かにインフレに備えないといけないですね!税率も変えましょう!」でちゃっかり税率を変え、175万円以上はさらに重税にして増税することも可能なはず。
こんなに騒いでしまった上に、年収〇〇万の人達はいくら減税になります!とやってしまったのは何故なのか…。
マスコミの初期問題提起も謎すぎる
「高収入の人ほど減税になります😤」
のコメントもお粗末な上に意味不明でしたねー。
後からパーセンテージで見たら低所得者有利と訂正させられていましたが、「高収入の人ほど(たくさん税金払ってるから)還元額は大きい」は中学生くらいならわかる話で「だからなんだよ」だと思いますが。
「高収入の人の方がお金が多くもらえてずるい!!むきーーーー!!」とか言うみみっちくて頭の悪い日本人が沢山いて賛同するとでも思ったんですかね……残念ながらきちんと計算のできる人の方が多かったらしくそうはならなかったですが。そもそもこの基礎控除は高所得者は減額されますし。
味方を背中から撃ったマスコミ
マスコミがテレビで減税額をババーンと出さずにサラッと終わらせて税率アップした改正案を出せば国民騙しながら切り抜けられたのに残念ですねえ(棒読み)。
少し考えれば出来る事なので今回は「税制を変えるのってこんなに大変!!!」と言う茶番だったのかなーとさえ思います。
もしくは、あまり考えたくないですが、官僚とマスコミという本来であれば二大インテリ層であるこの人たちの知性が目も当てられないほど劣化しているか。
議論するべき課題は結局議論されない
インフレ時代に基礎控除はどうあるべきかを考えることは必要だと思うので良い案だと思いますがどんどん違う方向に行っていますね。この基礎控除は「最低限必要な賃金」なのでインフレ時代には定期的に上がるはず。◯◯万円と言う固定額より「最低賃金×月何時間」で設定しておくべきで、2%のインフレ目標を達成するならこの壁は定期的に動かせるようにしておかないとまた同じことの繰り返しだと思うんですが…。