『「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい!』レビュー:獣医療における固定客戦略







今回は、高田靖久さんの『「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい! (DO BOOKS)』を読んでみました。この本は、顧客をリピート客に育てるための具体的な方法と戦略を紹介しており、実際の獣医療の現場でも非常に参考になる内容が多かったです!

本書の概要

『「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい!』は、顧客満足度を高め、リピート率を向上させるための実践的な手法を解説しています。高田靖久さんは、多くの具体的な事例とともに、なぜ顧客の固定化が重要なのか、そのためには何をすべきかを詳しく説明しています。


1. 顧客の「固定客化」の重要性

この章では、固定客がビジネスに与える影響について解説しています。獣医療においても、一度きりの来院ではなく、定期的に訪れてくれる顧客(飼い主)を増やすことがクリニックの安定経営に繋がります。

本の中では1回きりの顧客がどのぐらいいるのかを具体的なパーセンテージで話しており、
またまたぁ〜と思いながら、Excelをいじり、
当院での実際に年に1回の来院数の患者さんを調べてみました!

紹介されていた程ではありませんが、確かに年一回の来院数の患者さんがかなり多かったです。

そして学びになるのはここから!
なんと売上をあげるのはこの来院回数を上げるだけ!

…確かにな!

どんな業態でも売上をあげる3つの手法は
1:客単価をあげる
2:顧客の来店頻度をあげる
3:新規顧客を獲得する

その中で最も悪手なのは
このご時世だと絶対的に

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