電流計だったら壊れてる
「パロッツ毎年恒例のライブだし行ってみたい!」という軽い気持ちで来たCavern Beatでのライブ。想像を遥かに上回る体験があった。
何より、音が違う。音を浴びるという表現がぴったり。
1曲目が始まった瞬間にこれから起こる素晴らしい景色が予感されて涙出てきた。
この音でHelter Skelter聴かせてくれと願った。
大きすぎない箱だからこその無骨なサウンドは初期のロックンロールとの相性が最高だし、歪んだ音のギターソロはどの曲も最高にわたし好み。
Taxmanは特に痺れた。
1ステ終わって、昨日もライブ行った友達から何聴きたいか聞かれHere Comes The Sunと答えたところ、昨日のセトリに入ってたとのことで若干の失意。
と思いきや、2ステ1曲目のために構えてる楽器がHere Comes The Sunっぽい?
まさかとは思ったけど、そのまさかだった。
博多での種々の貴重な時間が、私にとって日が昇って氷が溶けて笑顔の戻るときなんだよ〜とまた涙が溢れる。
2ステはマニアックめな曲も多くて、オタクの心をくすぐってくれる。
特にPiggies聴けるとは想定外。
フーミンさんのプレイの様子がよく見えるのもアビーとは違うところ。
ここぞとばかりに食い入るように見てしまった。
そしてなんと、まさかの、アンコールでHelter Skelterもやってくれた。
誰ですかリクエストしてくれた方は!!!ありがとうございます!!!!
1曲目の予感を優に超える衝撃。30歳超えてもこんなに新鮮に感動できることに驚いたし、驚けるわたしはきっと10年後も20年後も好きなものや好きな人に心を動かされるんだろうと思う。
感情の振れ幅大きすぎて電流計だったら壊れてる。
福岡だから来られるお客さんや、アビーじゃないから観客席にいられるアビースタッフの方と一緒にライブを楽しめるのも、今日の醍醐味のひとつだった。
構成も考えぬまま書き連ねてしまったけど、今の感情をそのまま閉じ込めておきたいからこれで良い。