新シーズコミュ『セヴン♯ス』のカード構図があまりにも素晴らしい

この記事は2/22公開のシャニマス生放送『ウィンター・スノークチル SP！』のネタバレを含みます。

まず一言

本当に良かった……

この記事を書いた時点でまだイベコミュは公開されてません。ただ今この瞬間のこの思いが溢れてとめどなくなったので、筆を執っております。

2月22日に実施されたシャニマス生放送で次回のイベント情報がありました。その画像がこちら

いや、いやいやいや。

泣いちゃうが？

今回のシャニマス生放送。ノクチルの皆さんが出演したことや、前までのイベコミュの順番がユニット加入順になっていたこともあり、ノクチルがかなり堅いと思っていた矢先、だったので意識してない方から殴られました。
前置きはこのくらいにしてカードについて語ります。

このカード、何がこんなに心を揺さぶったかって考えたときに
シーズの今までの積み上げと今後を全てを表現していることです。

まずにちかさんの方から。まずこの立ってる場所がズルい。
この路地裏と思える場所。人の目にはおそらくつかないであろうその場所でケースか何かににちかさんは立っています。
衣装に関しても飾り気がないので、多分練習着でしょう。それに左手に持っているものはマイクのように見えるのでパフォーマンスの一環でここに居たのでしょう。

その構図を見て個人的になんとなく思ったのはノーカラットの昇降台のシーンでした。
かつて美琴さんがステージをより良くするために無茶なパフォーマンスをしようとした際、にちかさんは自分が無茶をして何とか美琴さんが怪我をするのを防いでいます。その時は美琴はにちかが落下するまで気づいていなかったんです。

対して今回のカード。美琴さんは路地裏の方からにちかさんの手を取っているのが明確ですがこれが正にその時の対比になっています。
今回(おそらく)無茶なことをしようとしているにちかさんに対して、美琴さんが既に気づいてその手を取っているんですよ……

それだけでも気持ちが溢れそうなのにそれだけじゃ終わらないのがこのカードのヤバい所。とそのポイントというのは

目が合ってるんです

厳密にはにちかさんの方は分かりません。けれど美琴さんが見ている視線は間違いなくにちかさんを見ています。
それだけでもう十分じゃないですか。
にちかは美琴の目に映っていないというセリフは前々から出てきていたり、カメラ越しで隣どおしでもいい。一緒の視界じゃなくていいから美琴さんの隣に居たいというのが、本当の気持ちを押し固めたにちかの思いであり、SHHisとしての自分の役割だと決めつけています。ただ、そのことは美琴さんには(自分が覚えている限り)一切知らないのです。それを踏まえたうえで今回のカードは今まで相棒への深い部分まで知ろうとしなかった(そもそも知らないことを知らなかった)美琴さんの確かな成長であり、今後のシーズを示しているように思えます。

シーズは根幹のテーマとして様々な『あい』の結晶を形作っていくものだと、私は思っています。
そのあいを体現した形が今回のカードであり、シーズにとっての救いでありにちかにとっての祈りの成就であり、美琴にとっての生きていくという事ではないでしょうか。まだ、何も分からないのですべて想像の域を出ませんが。

詳しい感想やコミュの考察などは2/28コミュが公開されてからまたじっくりと考えていきたいです。それまでに私が人の形を保っていればですが。