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行き過ぎた才能と偏愛

先日ある若い経営者の方とお話しする機会を得た
とても気さくでとっつきやすく、ついなんでも話してしまう魅力的な男性だ

僕自身、40代を半ばにして話の合う人、合わない人が明確に分かれてきていると感じているが、常に前を向き、スタッフからも尊敬されていて、社会的にも大きな成功を収めていらっしゃる一回りも年下の彼に、小一時間の会話の中でぞっこんになっている自分がいた

その後しばらくして彼にある偏愛癖があることが知られて、奥様と修羅場に陥っていることが明らかになった

僕はそれを聞いて、まあ当然と言えば当然と軽い気持ちで捉えていたが、周りの女性たちの批判は凄まじいものがあった

男性のエネルギー資源

最近スピリチュアル業界などで良く聞くようになったのは「女性の子宮は宇宙と繋がっていて子宮からエネルギーを自家発電できる」というもの
なるほどとても納得の行く話だ

僕ははその感覚が全くわからない(もちろん男性でもしっかり宇宙と繋がっている人はいるだろうが)できることなら体験したい

僕はしばしば、エネルギーが枯渇するのを感じる
何かやる気になれる事ができるとそれをやり過ぎてしまって心がカラカラになってしまう
それを満たすためには外部からエネルギーを補充しなきゃならない
そこで偏愛の出番というわけだ
偏愛が枯渇したエネルギーを充填してくれる

何か大きな結果や力を求めたならそれ相応の引く力みたいなものが必要になるのだろう
それは昨今世間を騒がせている某JK氏や誰もが知っているスポーツ選手、はたまた世界を支配している(と想像されている)人々の悪魔的嗜好などを見ていれば明らかだ
もちろん被害に遭われた方には全力でお見舞い差し上げたいし、加害者の行為は許されるものではないが、一旦冷静になって見ればある種の理解はできるということだ

他人に蔑まれる偏愛を持った者はなかなかに生き辛い世の中だろう
ただ、男性の偏愛の多くは性的なしかも、世間が白眼視するようなものが多い傾向があるような気がするし、皮肉なことにその偏愛が世間に認められないほどエネルギーを持っていたりする
でもそれで手に入れたエネルギーはいつか暴発し自分の身を焼くだろう

願わくば自分の叶えたい夢や希望に合致した偏愛を手に入れられる人が増えてほしい
それは一流の野球選手が野球というスポーツそのものを偏愛したり、世界で活躍するギタリストがギターそのもの、または音楽自体を偏愛するように

幸いなことに僕の偏愛は女性にお腹向き膝枕をしてもらうことなので性犯罪や不倫などとは無縁であると信じている

誰か膝枕してくれ

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