見出し画像

今のデザインの中心はやっぱりWEBかな

タイトル通り、今の時代のデザインの中心はWEBかなとよく思います。昔はグラフィックデザイナー(紙媒体)の作るメインビジュアルが抜群にレベルが高く、デザインの中心のビジュアルはグラフィックデザイナーが決めていたと思います。やや形を変えながらもその傾向は割と近年まで続いていたと思うのですが、僕は最近、正直グラフィックデザイン界のデザインは少し古く感じるようになってしまいました。それと比べ、WEBサイトはかなりレベルが高いなぁと思うデザインも多く、「新しい」とか「センスある」と感じるデザインはWEBの方がずっと多くなってきています。

なぜグラフィックデザイン界のデザインを少し古く感じるようになってしまったか考察すると、多分媒体の問題なのではないかと思います。時代の中心媒体が「WEB」なので、そこでの表現がスタンダードになっていっているのかなと。WEBデザインの素晴らしいデザインが、紙媒体やUIなど他媒体にも広がってデザインの流行となっていく、そんな形でデザインの中心を成しているのではないかと考えています。

思えば昔はテレビCMがデザイン(クリエイティブ)の中心で、そこから紙媒体やWEBへと広げていっていましたが、現代ではその役割をWEBサイトが担っていると思います。そういう時代の中でやっぱり紙媒体だけのグラフィックデザイナーとなると、時代を読む的な意味で少し厳しくなっているのかもしれません。僕自身も元々は紙媒体のグラフィックデザイナーなのでそういうふうに感じたり、愛着のある職業なので現在のクオリティ的にも廃れてしまったグラフィックデザイン界に対して少し寂しく感じる部分もあります。


いいなと思ったら応援しよう!

フリーランスデザイナーによるデザイン解説ブログ
最後までお読みいただきありがとうございます。励みになりますので「スキ」ボタンも押してもらえると嬉しいです。