【予想もどきのエッセイ(複勝的中🎯)】24平場予想~青年の主張(1026新潟12R)~
普段なら調教真っ盛りの時間。書き留めたいことがあってもぞもぞと起き出して書いている。
書き留めたいこと?
うん。青年の主張を書いておきたいんだ。もちろん自分の主張じゃないぞ。私の青年期はもう「京都駅の方に行ってしまった※」からね。
って、何寝ぼけたことを言ってんだと思ったあなたのために。これを読んでくれる人はこのギャグがわかると思うけど、それでおしまいにするほど私も鬼じゃない。説明をしたい。どうぞ聞いておくれ。せっかく書くんだからちゃんと読んでほしい。
青年の主張に話を戻す。
ここで主張を代弁したいのは、唯一の青年②のことなんだ。このレースは12頭立て。青年②を除くと、あとは若い奴ら(3歳7頭)、ネエちゃん(4歳牝馬3頭)と5歳のおっさん壮年が一頭。つまり、彼と壮年だけが58kgを背負うレース。千直では不利と言われる内枠。前走も人気がないままの5着(9人気)。そんなこともあって、現時点では全く人気がない。
推奨は②ノースディーバ(58 大野)
一昔前のこと。今のように外厩が発展してなかったころは、調教で仕上がりきらないお馬さんをたたきのレースに使って絞る「連闘」という手法があった。たたきではなく勝負をかけたのに満足できない結果になると「怒りの連闘」ってことばで連闘をすることもままあった。いまはそんなことはめったにないよね。あ、JRAでは・・・の話だよ。地方は連闘なんてざらだからね。
なぜこんなことを言うのかって?
この青年②も一種の「怒りの連闘」、もっと正しく言うと「怒りの中一週」だからさ。
前走、1000Mの間に青年⑪だけが進路を取るためにうろうろするロスがあった。せっかくスタートをうまく出たんだけど、まわりの勢いに押されたのか、ラチ沿いを取れというオーダーがあったからなのか、そのあたりの事情はよくわからないけど結果として最後尾まで下げてラチを取る→直線詰まる→脚を余す形の5着(9人気)。レースビデオを何度か見直しても、いろんなタラレバがあったから陣営は相当に悔しかったと思うよ。その悔しさの表れが「怒りの中一週」だし、もしかするとジョッキーの交代にもつながっているのかもしれないね(まぁ、ジョッキー選択に関しての正しい事情はよくわからないままの推測だ)。
前走のゴール前も、ゴール後も一番勢いがあったのがこの青年だ。青年は前走でできなかった主張をこのレースでやり直す。周囲を圧倒する馬体(前走536kg)で主張する。初めての直線レースに戸惑って手前を変えずに走ってしまった失敗は繰り返さない。勝負所でちゃんと手前を変えて加速する。ダート短距離馬と思われてる馬にこそ千直はフィットする説を青年がここでも実証する。
スタートを出してそのまままっすぐ走って先頭に立つのも良し。ラチを取りに行くのもよい。前走(17頭)と違って今日は12頭立てだから渋滞も緩和されるだろう。前走で証明したように、のびのびと末脚を伸ばして来ればよい。大野ならそれができる。たのむでしかし。
繰り返す。②は千直2戦目で激変する。ってか、そもそも前走がある意味ではもったいなかった「タラレバ大盛のレース」だから激変というのはちょっと違うかな。青年が実力通りに結果を出す。他馬との斤量差は気になるけど見なかったことにする。