見出し画像

【レースレビュー】24カペラST~スズカコテキタイ(8人気12着)~

スタートする前に終わった・・・

え?スタートした瞬間ではなくてスタートする前?どういうことだったの?ってか。レビュー会議もそこが「いの一番の敗因」として確認されたので特別に会議資料を公開する。

ここに気づくべきだったねぇという悔恨の中で会議が始まった件。

(1)ゲートのアヤ①
ゲート構造をよく見てほしい。ゲートインした瞬間に「終わった」という直感が襲った。こんな直感こそが当たるのが悔しいところだ。

いやね、⑬ゲートって「ゲートの連結箇所」の外側じゃん。そこにゲートインしたときに、コテキタイ少年がそこに関心を寄せてしまうんじゃないか、出遅れるんじゃないかという直感が襲ったんだよ。これって前にもどこかで書いた記憶がある。

出遅れとはいえないまでのスタートの失敗でその直感が当たったことを悟り、絶望的な後方に位置するコテキタイ少年の走りを指をくわえてみるしかなったんだ。

(2)ゲートのアヤ②
こちらは本来的なゲート(枠順)のこと。出負けしたコテキタイ少年も何とかしようとしていることはわかるんだ。

たとえばパトロールビデオの0:25~0:30辺り。オヤジがそこで少年をインに誘導している。ただそこには大きな邪魔馬がいたんだ。黄帽⑩の津村の白い馬だ。ここのブロックがなければもう一列のイン前≒④大野さん(3着)のすぐ後ろを取れていたし、オヤジはそこに入ろうとしたことがわかる。その位置を取れなかったことも敗因のひとつ。

特に短距離重賞ではこんなちょっとしたアヤが勝敗を分かつ。決してコテキタイ少年の実力が足りなかったわけではない。「4角までトモが入っていなかった」らしいし。

次戦は、1月11日のすばるST(中京1400ダ)か2月23日の大和ST(京都1200ダ)の別定戦か。ここでオヤジがインに入ったときに買えばよい。2月9日のOPNハンディ戦(令月ST京都1200ダ)を使ってくるのもあり。57.5を想定。57kgならいわゆる0.5もらいのレース。いずれにしてもインに入ったオヤジの捌きでリベンジだよ。寒い時に賞金を稼がなきゃだ。

(3)あれやこれや
人気の盲点は3着に差し込んだ④大野さんだったねぇ。というのも、別定59kgを承知で出走し、5着したOPN特別(藤森ST京都1200ダ)を見返すとよくわかる。強いじゃないって。推奨すべきはこちらだった。

出負け気味のスタートを外枠から差し込んだレースだったけど、勝ち馬との0.6差をラップを含めて比較すると、2kg減となる今走での挽回はいくらでも可能だったことがわかる。

特筆すべきはコーナーリングの巧みさ。前走と同じように、最短距離を上手く原則を最小限にして回って来る器用さがわかる。

今走で内枠を引けたなら、推奨すべきはこちらだったと節穴を痛感する。30倍近い穴馬が手招きしてくれているのに買わずに(ちゃんと相手としては買っていた)、推奨馬にしなくてどうするよ。

「24カペラSTレビュー会議」資料より

この週末の3連戦。3連敗で深く反省したのは、枠順を確認しない段階での推奨の愚。これって反知性的行為そのものじゃんって。

noteのVIEW数が増える≒読んでくれる人がいるからとからという理由で週中に記事を上げてきたけど、今週からはゲートを確認してからのアップに変更。だって、早い時期のコテキタイの推奨と遅くなってのジレトールの推奨って後者こそ知性ある選択でしょ。求められるのは当然に結果だもの。

ゲートや馬場バイアスなどの要素を加味した予想との有意な差が出てきてきているのでやり方を修正するってこと。拙速ではなく巧遅を尊ぶ。


いいなと思ったら応援しよう!