重賞で初勝利を目指す・・・
「重賞初勝利を(目指す)」でもなく「重賞の初勝利を(目指す)」でもない。「重賞で初勝利を目指す」、そんな馬が出走する。
今週末、私たちは史上初のケースを目の当たりにするかもしれない。そう、未勝利のまま重賞(小倉2歳ST2着)で賞金加算してオープン馬になったクラスペディア(キク科の花の名前から命名)のことである。彼が未勝利のままで重賞を勝てば、史上初のケースとなる。期待したい。前走で単勝を取り逃した私はなおのこと期待している。
推奨 ⑩クラスペディア(枠順確定後にゲート番号を追記した)
2戦ともエイシンワンドの2着となって、いまだに未勝利のままの出走。なんちゅうローテーションやねん≒変な形で賞金加算するからこれから使えるレースが限られるとかなんとかっていう意見もあるが、そんなものはパイオニアたる調教師とオーナーのコンビが打ち壊すまで。
古くはキングカメハメハが見出したダービーローテ。新しくは、トライアルを使わないG1直行ローテ。それと同じように、パイオニアが新しい風を吹き込もうとしたローテを見守って、自分の中で評価をすればよいだけのこと。時代と共にやり方は変わるんだから、私はこのローテを評価する。そもそも、個人馬主の馬のローテを外野があれこれいう資格なんてない。調教師とオーナーで決めればよい話だよ。
新しい調教師の先生だって新しいやり方を取り入れたくて調教師になったんだろうし、新しいオーナーさんだってそれを応援しているんだろうから、どんどんチャレンジすれば良いじゃん。トライアンドエラー。長嶋さんも言ってたじゃん。失敗は成功のマザー。
この馬は強い。どれくらい強いかというと、私が前走(小倉2歳ST2着)で買ったくらいに強い。って、全然強さの証明になっていないからちゃんと理由を書く。例によって会議資料を特別公開する。
いままさに菊(クラスペディア)の季節だ。
「菊の季節に小崎が満開!勝ったのはクラスペディア!」となれば泣けるじゃないか。
小崎よ。府中にビビるな。無名を恥じるな。自信をもって堂々と差して来い。そして歴史に名を刻め。
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まだ水曜日の夜だけど、今のうちに書く。よほどの調教ミス、よほどの馬場の悪化、よほどのゲート運のなさ。そんなよほどがない限りこんな考えでレースに向き合う。
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