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【予想もどきのエッセイ】24武蔵野ST~なめんなよ~

紛糾した。

何が?って推奨馬選定会議がだよ。心配しなくてもかぁちゃんとは紛糾しない。なぜならば、このエッセイを読んでないに興味を持ってないからね。「スキ」を押してくれと頼んでも「やらせはあかんで」とにべもない。そんな私をかわいそうに思ってくれるなら、だれかスキを押してほしい。いや、そんなことはしなくてよいから最後まで読んでほしい。

その推奨馬会議。左回り連勝馬の差し脚を推すか、鞍上強化の実力馬を推すか、それとも一発を期待した推奨とするかの三択での激論となった。その中で決め手となったのは一番人気がない馬。そう「人の行く 裏に道あり 花の山」だ。乾坤一擲の推奨。「けんこんいってき」ってぶっちゃけいうと「一か八か」「のるかそるか」という意味でもあるんだけど、一発に期待するちゃんとした理由がある。

推奨 ②ゼットリアン(57kg 大野 吉田直)
※枠順確定後に馬番を追記

ゼットリアン 近4走
24武蔵野ST 単勝予想オッズ

24武蔵野ST 推奨馬選定会議は紛糾したけど最終的にゼットリアンになった件
(1)左回りの適性
前走4着は「展開が向いた」というのがジョッキー評価だけどだまされてはいけない。「出遅れたけど左回りならここまで走る能力はある≒出遅れなきゃもっと上位に行けた。正直すまんかった」と読み取るのが正しい。
左回りのダートは必ず伸びてくる。その理由も明確だ。
初めての左回りとなった2歳1C寒椿賞(中京1400ダ)。3コーナーから4コーナーにかけてもブービーと中京ダートでは絶望的な位置にいながら、直接ので脚を延ばし続けた同馬。字面の着順(9着)にだまされない知性と脚を伸ばした理由に気づいた人ならば、次戦の3歳1C平場(6人気1着)はさぞかしおいしいレースだったはず。さらに、次戦のヒヤシンスS(L)はもっとおいしいレースだったけど、惜しくも2着(11人気)。以下それぞれの左回りレースの評価は省略。左回り適性を各自で確認してほしい。
前走のグリーンチャンネルカップ。勝ち馬は確かに展開利の面が強くあったけど、推奨馬の4着はそれが理由ではないことも合わせて確認してほしい。あのオッズ(13人気61.7倍)で狙って取れたレースだっただけに出遅れが惜しまれる。ゴール前はさすがに「差せ!」って声が出たさ。

(2)乾坤一擲
乾坤一擲と書いた理由は、初重賞となる今走では対戦相手との比較においてそう思い切らなければならなかったから。強い馬や左回りで必ず末脚を伸ばしてくる馬やガイジンの一流ジョッキーが乗って来る勝負がかった馬。重賞ゆえにそんな馬たちとの対戦となる中で、推奨馬は予想人気のとおりに見劣りがするのも承知。だが、それでも条件に恵まれたら馬券内に来ても全然不思議ではないからこその推奨。
推奨馬は出走しなかったユニコーンSTで勝ったぺリエールのレイティングが110。ヒヤシンスS(L)では勝ったぺリエールのレイティング108に対して推奨馬が105。前走は出遅れがなければそのぺリエール(3着)を差せたはず。推奨馬は弱くない。なめられすぎだ。

(3)大野さん
掲示板で上々というのが推奨馬の世間的な評価なのかもしれない。「大野じゃなぁ・・・」というのが競馬民の大野さん評価なのかもしれない。だが、私は馬もジョッキーもそれ以上に評価する。
出遅れ上々。芝コースで置かれるのも承知だ。だが、東京の直線は長い。大野さんならわかってるはず。頼むでしかし。

「24武蔵野ST推奨馬選定会議」資料より

単に新聞のシルシで馬券を買っても勝てるわけがない。馬柱ではけっしてわからないものがある。個々のレースを丹念に見返し、その馬の特性を見抜いてこその勝利だと実証したい。このレースでは、推奨馬の左回り適性とその理由にちゃんと気づいた知性を的中という形で報いてほしい。

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まだ木曜日の夜だけど、今のうちに書く。よほどの調教/調整ミス、よほどの馬場の悪化、よほどのゲート運のなさ。そんなよほどがない限りこんな考えでレースに向き合う。
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※枠順確定後追記
またインコースとなった。ただ、どのみちスタートで置かれてしまうので腹をくくって乗ってもらうだけだ。推奨不変。

※枠順確定後の追加記事

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