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【レースレビュー】24中日新聞杯~ドクタードリトル(7人気10着)~

先生は嫌いだ・・・

いや、学校の教師や大学の教員のことではない。もちろん調教師のことでもない。ましてヨシトミ先生のことではない。いずれにしても素敵な先生や尊敬できる先生はたくさんいる。

私が嫌いなのは先生と呼ばれる政治屋だ。どこが先生やねんと思う。何様やねんって思う。

減税できないほどに税収が足らないとうそぶくならば、まずは自らの給料を減らせ。高級料亭での会食を減らせ。国民のための政治をやれ。先生と呼ばれるなら、有権者に敬意をもたれてからの話だ。

特に某党の欠員補充で繰り上がりの繰り上がりの異常システムで先生と呼ばれようになったあんなやつや、先般の衆院選で民意ではなくシステムで比例復活したようなこんなやつなどが先生と呼ばれて勘違いするために俺は高い税金を納め続けてきたわけじゃないぞ。国民をなめんなよ。

すまない。なぜかレースが終わった後にこんなことを思ったんだ。

24中日新聞杯結果

先生はどこにも来なかった。先生の評価を見誤った結論をなだめるかのように行われたレビュー会議の様子を特別に公開。

松山は何をしたかったんだ?という疑問に誰も明快に答えることができないままに会議が進んだ件。

(1)敗因
松山Jは4Rの同距離戦で内が使えるのを確認してるのに、なぜ内を突かなかったんだ?なんのためにノリさん➋(3着)をずっとマークしてたんだ?そのマークをなぜ直線入り口で放棄したんや?

そんな??が会議を支配したよ。「元々が足りなかった」って意見もあったけど、別定戦ならまだしもハンディ戦でそれは通じんやん。何のための斤量利なんだよってね。

そんなことも確認したいところだけど、負けスギがきついのは敗因コメントを週刊誌やネットで拾えても薄っぺらいところなんだよね。ジョッキーによれば「馬群に入れるレースをしたが展開が厳しかったので何もできなかった(意訳)」らしい。想像を尽くすしかない。

「何もできなかった」って何をやろうとしたんだろうね。「展開が厳しかった」って、どんな展開だったらよかったんだろうね。そこを突っ込んで聞きたいよ。

ひとつ言えるのは、翌日の阪神JFのレビューにも通じることなんだけど「推奨にあたって評価したポイントの再現性の確率」なんだ。たとえばよくあるのは、少頭数だからそれができた≒多頭数ではそれができない=ストロングポイントの再現性が期待できないってこと。

「たまたま」できたことを過剰評価してしまう愚だ。ここもそんな感じだった。関が原特別は少頭数だから発揮できた脚にすぎないんじゃね?・・・というなんとなくのレビューで終わったんだ。

(2)各馬評価
結局はハンディ戦の妙。こんな評価が妥当な結果。さらにイン有利のコース利。

結局は57.5Kg以上の馬(②③⑧⑨⑩⑫)の中での取捨選択。ハンディキャッパーをなめんなよ。さらに、その中でのインの利を得る馬が好走するレース。コースのバイアスをなめんなよ。

それで取れるのに、どこがドリトル先生好走記だよ。そんな罵声を自分でも浴びせた会議だったんだ。

(3)あれやこれや
ここはオヤジがうまかったねぇ。オヤジに期待するレースを間違えた。明日のカペラSTではなくてこっちだった。節穴だった。

さすがにオヤジが土日重賞を2連勝するほど競馬は甘くない。「先手必勝後手惨敗」って格言が脳裏によぎったけど、やはりそうなったという悪循環。

「24中日新聞杯レビュー会議」資料より

レース条件を丁寧に紐解く。これがAIが跋扈する予想界隈でアナログ思考で対抗するためのひとつの成功の原理。自分に言い聞かせるためにこんな当たり前のことを書いている。なぜならば、当たり前のことを当たり前にすること、当たり前のことが当たり前にできるって難しいことだから。

このレースは、G3,芝2000、左回り、中京、ハンディ戦・・・こんなことからレースに合致する馬を丁寧に紐解くべきだったのに、前走推奨時の安易な判断を優先してしまった反知性的予想。再発厳禁だ。


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