【レースレビュー(複勝的中🎯)】24新潟12R(1026)~ノースディーバ(9人気3着)~
競馬は同じことを繰り返すゲーム。
私が信頼する格言のひとつだ。「同じこと」って何なのか?それを一言で言い表そうとするほど私は反知性の持ち主ではない。だけど、言葉を尽くして「同じこと」の「とある側面」を伝えることはできるだけの知性は持ち合わせたい。
昨日はそんな「とある側面」を伝えるために、あえて平場のレースを対象にして【予想もどきのエッセイ】を書いた。
推奨馬の②ノースディーバは単勝9人気3着。
ネガティブな意味で「同じこと」を繰り返してしまったのが②ノースディーバ。このレースもバリ取りで右往左往してしまった。前走と同じだ。同時に、ラチ沿いが少しでも開いていたら突き抜けたのはこの馬だという評価は不変。
千直のラチ沿いはそう簡単には開かない・・・ということも、競馬が繰り返す「同じこと」のひとつだ。そのままラチ取りにこだわっていたら、詰まったまでまおしまいになっていたから、ラチを捨てて進路を変えたのは大野さんの好判断。
もう1点。大野さんが上手かったのはこの判断だけでなく、要所でちゃんと手前を変える扶助をしていたこと。前走のようにずっと同じ手前で走っていたらゴール前の差し脚は鈍っていただろうから。
このレースを勝ったプリンチャンの前走。人気薄での彼女の激走にばかり目が向いているけど、勝ち馬のジョッキーをあらためて確認してほしい。そう大野さんである。大野さんの騎乗ぶりも。そこには「今日負けても次に勝てるため」のいろんなヒントがつまっている。
そんな大野さんに乗り替わるこのレース。推奨しないわけにはいかなかった。もちろん大野さんに乗り替わるからという理由だけで推奨するほどの反知性でもない。推奨に至るいろんな理由があった。その理由のいくつかを【予想もどきのエッセイ】に書いた。このレースにもタラレバはあったけど、それはちゃんと検証したうえで3着に差し込んだ結果を謙虚に喜びたい。
おまけに。このレースもゴール後に一番伸びていたのは②の青年だってことは忘れないようにしたい。これも「今日負けても次に勝てるため」のヒントのひとつだからね。