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レビュー 秋華賞(有料化後の説明あり)

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秋華賞 ステレンボッシュ 2人気3着 複勝140円
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有料化後のレースレビューについては、有料予想記事に追記する形での公開となる。無料で読めるのは結果と差しさわりのない箇所のみ。

どこかのネット記事にあるような、見ればわかるようなうすっぺらいことは書かない。見ればわかることをダラダラと文字化したり、騎手名をフルネームで書いて字数を稼ぐようなそんなことはしない。巷にあふれるそんな記事に辟易する知性ある人のためにと、請われて公開を決めたので。

⑤ルメールがルメールたることをあらためて証明したレース。⑤は疲労とストレスがない、調教替わりといってよいガス抜きのためのレースともいえるほどの完勝。次走のJCではさらに状態を上げてくる。ただただ強い。

⑭は出遅れが全て。それは仕方がないとしても、戸崎というジョッキーのことが改めてわかったのがせめてもの収穫。何を今さらという今さら感を出す私も反知性の類だけど。

⑭自身はパドック、返し馬、直前の輪乗りで周囲を威圧するほどのオーラを出しまくっていた=状態面では文句なしだっただけに残念。⑩武さんがスイスイあがってきたルートを⑭が取れたらまた結果は違ったのかとも思うけど、それはタラレバで反知性の極みなので何も言わない。

⑩はパドックもよかったけど、なにより武さんのエスコートがよかった。⑭を外からマークして4コーナーを回ったけど、それをやるのが⑭のはず。逆じゃんか。それに尽きる。

アナ人気した「牝馬の津村」の②は、馬自体が入れ込んでて始まる前から終わっていたように、同性、同世代の「圧」に負けるようでは初めから勝負にならない。特にG1のオンナ馬世代限定戦では、こうした「圧」への耐性が意外に勝負を左右するのでそこにも気をつけたい。

津村はよく6着に持ってきた。内に空いたバリの選択はうまかったけどそれが限界。

三強の一角③川田はゲートを出ですぐにつまずいたのが全て。それからは恐る恐るの追走。大丈夫と踏んだ向こう正面での一瞬のマクリはそれをせざるを得なかったというジタバタ。4コーナーからもバタバタ。馬の精神面を含めて何事もなければよいけど。ノリさんならレースを止めていた。

あれ?ノリさんどこ行った?とレースを見直したら③川田以上にポツンしていた。さすがノリさん。来週の馬場は先読みできただろうか。

勝ち馬以外は2桁馬番が掲示板独占。京都2000内回り≠内有利を確認できたことも少ない中の収穫のひとつ。安易に枠の有利不利という理路に与してはならない。繰り返すけど、競馬の複雑性には知性で対応するしかない。

ところでお気づきのように、西のG1を関東勢が3着までを独占。⑫ミライのがんばり(13人気4着)がなかったら掲示板を関東勢が独占していたわけで、これが意味することを考えるのも知性のひとつ。

このレースの多様な含意は、これから入手する関係者情報も整理しながらまたどこかで書く。

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