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【予想もどきのエッセイ(複勝的中🎯)】24アルゼンチン共和国杯~ハンディキャッパーの思惑と慧眼~
全馬横一線のゴールイン。
言わずと知れたハンディ戦においてハンディキャッパーに課された職能的目標。ただし、実際にそんなレースなんてない。あなたは見たことがありますか?私はない。だけど、その制約条件を前提に予想しなければならない。
なぜか?
そう仮定しないと話が進まないからだ。ハンディキャッパーはプロだ。そう考えて信頼するしかない。少なくとも、実現可能性なんてないのにそれっぽい公約で境界知能層から支持を得るビジネスモデルを採用して躍進した某政党よりも信頼に値する。比較対象が雑すぎたかもだけど、そう思って粛々と予想するのが知性ある人の予想道だ。
そう。ここで書くのは「道」だ。「学問に王道なし」なんて嘘っぱちだ。「学問には王道しかない」と言ったのは喜嶋先生で、「競馬予想には王道しかない」と言ってるのは私である。今初めて言った。王道を歩みたい。
話がそれた。ただし、ハンディについては下限の49kgには注意しなければならない。もっと下げないと勝負にならない馬が存在するからだ。同時にトップハンディの負担重量にも注意しなければならない。それ以上重くすると、レースレベルを担保する馬が出走してくれないかもしれないからだ。その2点の負担重量にのみ、ハンディキャッパーの思惑が存在する。それ以外の負担重量はハンディキャッパーの慧眼を信じるしかない。「信じる者は救われる」と言ったのは・・・誰なんだ。教えてほしい。
ハンディ戦なんて、ある意味では何が来るかわかったもんじゃない。だって、本当に強い馬は紛れのない定量戦であったり別定戦を選択するから。まして1着賞金5,700万のG2である。どの馬も密かに狙っている。まさに虎視眈々の世界だ。そんな世界が、ゴール前横一線になる条件設定で門戸開放してくれているのだ。可能性≒そのレースへの適性があるなら真剣に取りに行くのが当然じゃないか。今のクラスは関係ない。ときどき下級条件からのチャレンジャーが穴をあける理屈はこんなものさ。
プロフェッショナルが真剣に考えて設定した負担重量を、シロートが必要以上にあれこれ考えるのは愚かなことだよと書いた。そう、まさに反知性的行為。知性あるあなたは、そんなことよりも本質的なものに目を向けてほしい。
推奨は⑨タイセイフェリーク(枠順確定後にゲート番号を追記した)
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(©netkeibaの使用許諾範囲内で転載)
天皇賞で私の推奨馬ダノンベルーガを邪魔した大野に、貸しを返してほしいという理由ではない。返してほしいのはやまやまだけど、そんなものは馬券でいくらでも取り返せる。なぜならば、私の予想は王道だからたまには当たるから。例によって(みやこSTで始めたばかりの方法だけど)会議資料から特別公開。
アルゼンチン共和国杯の出走理由
(1)適性(左回り、距離、ハンディ)
(2)成長度合い(特に手前の改善)
(3)空き家(一流騎手不在)
少し説明を加える。
(1)適性
ここ3走で左回りと距離に適性が見出せている。前走(24/10/6 3C昇仙峡ST 東京2400)ではルメールにゴール直前に差されてOPN入りを阻まれたが、ハンディの面では逆に好都合となった。もともとこのレースを視野に置いていたので、勝てなかった賞金差をここで回収するのが陣営のあらたな目標。
(2)成長度合い
2C町田特別(24/6/16 東京2400 )ではバラバラだった走法が、前々走の2C夕月特別(24/9/22 中京2000)で藤掛Jの教育で改善され、前走の3C昇仙峡ST (24/10/6 東京2400)でさらに良くなった。引き続き大野Jが騎乗できるのも好都合。勝負所できっちりと手前を変えることができれば差し脚は必ず伸びる。同距離戦の町田特別(53kg)2:27:2から、昇仙峡ST(56kg)2:25:9と短縮された時計面での改善がその証明。今秋3走目。順調だからこその登録と考えたい。決して町田特別で後の菊花賞2着馬に善戦したから・・・とかの反知性的な理由で推すものではない。あのレースから走法に劇的な改善があるからこその推奨。52kgなら一発あってよい。
(3)空き家
BCクラシックWeekで有力騎手が渡米しているのは、継続騎乗となる大野Jを確保できた同馬にとって相対的な有利点。特にマイネルウィルトス(57.5 石川)に教育者タケシが乗れないのは陣営にとっては痛かったはず。タケシがそのまま乗るなら、推奨はこっちだったかも。
今日は水曜日。週末に向けて、いろんな情報が目に入って来る。まさに情報過多。それでどれだけ痛い目にあってきたかの反省から、そんな情報を目にする前に真剣に検討をするようになった。結果も伴っている。私なりの知性を求めた道のあり方。信じる者は救われる。救われてほしい。
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まだ水曜日の早朝だけど、今のうちに書く。よほどの調教ミス、よほどの馬場の悪化、よほどのゲート運のなさ。そんなよほどがない限りこんな考えでレースに向き合う。
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枠順確定後追記
彼女が紅一点で出走するレース。どこのゲートでもむさいオトコ馬に挟まれるのは承知のうえでの推奨なので特段のコメントには至らない。ここで書き足しておきたいのは馬場。どろんこ馬場になって人気の重ハンディ勢が苦労する中を、軽量をいかして一発・・・そんなシーンの妄想に至っている。推奨不変。