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【予想もどきのエッセイ(単複的中🎯🎯)】25アメリカJCC~今からここから~
どんなサインなんだろうね・・・
いやね、サイン派はトランプ就任からどんなサインを見出すのかなっていう単なる興味。もちろんここでは真剣に推奨馬を検討するんだけど、まさかの馬が出走してきた。ここ使うん?
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推奨 ⑧ダノンデサイル(牡4 58Kg トサキ 安田)
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ダービー馬の将来を見越して、ここで新味を求めた陣営のレース選択を信じるだけのこと。
菊花賞後にこんなことを書いたんだ。それを読み直しながら始まった会議の内容を例によって特別に公開。
なんでノリさんが乗らんのん?そんな疑問を皮切りに会議が始まった件。
(1)今からここから
面白い決断だよね。ってのは、ノリさんが先約でマテンロウ馬に乗る以上、ここを使うならノリさん以外のジョッキーに依頼しなきゃいけない。それでもあえて使うというのが陣営の判断。そもそもここを使うのは、乗れないノリさん(つまり降ろされたわけじゃないってこと)の進言もあってのこそ。
「間隔を詰めて使うとどうなるか」という陣営のトライアル思考を誘発したこの進言。鞍を託した先は今や完全に「トサキ」となったガイジンジョッキーだ。どんな新味が出るのか。期待をもって見守ればよい。
(2)グレート別定のからくり
人気を分け合うのがルメール騎乗の②レーベンスティール。同斤の58kgとはいえオールカマー(G2)勝利での1kg増の②レーベンスティール(牡5 58kg )に対し、推奨馬はダービー(G1)勝利での2㎏増。4歳という年齢の有利さがあっての同斤。言わずもがなの格上は推奨馬。伝統のG2戦に箔をつけるのはダービー馬。
有馬を使ったローテーションに懐疑的な声も上がったけど、調教の数字、陣営のコメントからはむしろ調子が上がったと見なすのがよいという結論。トサキは逃げない。昨日の騎乗で馬場のバイアスの変化を体感したトサキが、絶妙のロンスパで新味を引きだす。
(3)あれやこれや
菊花賞のレビューで「ダノンデサイルは有馬でこそ」という趣旨のことを書いたのに(前掲「けいばエッセイ③」でも引用)「なんで有馬のときの推奨から外したん?」という辛辣な意見がここでも出てきた。
「すまん。欲に目がくらんでマーカンドを推してしまった。失敗した」
「失敗したって意味ではフジテレビの社長と同じやな」
「節穴は認めるけど、あんなのと一緒にしないでほしいぞ」
そんな思いもあって、上手いジョッキーが乗る強い馬を素直に推奨。
会議ではこんな突っ込みをもらったけど、実をいうと有馬でマーカンドを推したことは悪いことじゃないと思ってるんだ。
だって、慣れてきたらどんどん勝ちだすからね。ノーザンが変なジョッキーを招くわけがない。その証拠に短期免許最終日に3連勝したよね。英国期待の若手ジョッキーをなめるんじゃねぇ。「タフなレースにマーカンド」という格言を生み出したのはここだ。忘れないでほしい。
上手いジョッキーは上手い。強い馬は強い。そんな条件に当てはまった馬が出走してきた。ここで新味を求めるのだという。
今からここから。そんなレースに立ち会える幸せを感じながら、信頼して買うまでだ。