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30歳で会社員を辞める5つの理由と生き残るために今すぐするべき3つのこと
其田です(Profile / Twitter)。30歳くらいで会社を辞める人がまわりに多くいまして、きょうはそんな友人知人に聞いた「会社を辞める理由」について解説していきたいと思います。会社を辞めたい人や今後の働き方を考えている人は、自分の気持ちと重ね合わせて比べながら最後まで読んでみてください:)
まずは、30歳くらいで会社を辞める5つの理由からどうぞ。
01 終わらないノルマに働く意味をなくした
基本的に「会社の目的は利益の最大化」なので「個人の幸福は二の次」なんですよね(もちろんそうでない会社もありますがマイノリティ)。なので終わりのないノルマが次々と課せられて来る場合やる気が失せて、なえるわけです。
よくありません?「ある年の売り上げがよくて無理くりこなしたものの、次の年からはそれが基準なって、さらにノルマが上乗せされる」みたいな。多くの人間はこのエンドレスさにモチベーションを保てないんですよ(資本主義社会なので当然なのですが)。
もっというと「上の役職者は数字を追い求める」ので(数字をつくれないと自分の評価や給料があがらない)、現場のことをよく考えず「まぁ取れてから考えよ!」みたいなノリで新しい案件をドンドン取ってくる。で、「現場はシワ寄せを押しつけられて、体調やメンタルを崩す人や離職者が多く出る」という結果を招くわけです。
さらに悪いことに、上の立場の人が偉くてその決定には逆らうことができず、下々の人は上から降ってくる案件を必死にこなしながら磨耗して使い捨てられていくという負のサイクルがおこりがちなんですよね。
これは資本主義の世の中で会社という組織に所属している以上はしょうがないのですが、それに絶望した優秀な社員から30歳くらいで抜けていくという構図ですね(能力のある人は転職か起業する)。
02 非効率な組織に失望した
さらに組織という構造をとる中で、非効率な状態がひずみとして浮き彫りになり、それに失望する人も辞めていきます。例えば
・無駄な根回し
・不要な作業
・本質的でない資料作成
・何も決まらない会議
・ITの使えない老人
・無限ループする意思決定フロー
・タスク管理のできないPL
みたいなイメージです。「個人では非効率だと感じているけれど、組織であることを理由にその非効率さをその場しのぎ的にやり過ごして、若手にシワ寄せがくる」というパターンです。
若手からの提案や意見に対して
「検討しておく」
とその場をやり過ごす上司と、その後何も変わらない現場に絶望している若手は、会社を辞めて次の場所にいくわけですね。
03 将来性がなく見切りをつけた
今は昔と比べて「スキル・知識・経験の陳腐化・コモディティ化のサイクル」がググッと早まっています。これは別の言い方をすると、目の前の作業的なタスクが積み重なり、学び直しの時間や機会が作れない環境にいること=リスクなんですよ。
例えば、少子高齢化で沈みゆく日本において、英語で仕事をすることがすでに必須になっているわけですが「英語で仕事をする機会を能動的に作れない会社に継続的にいること=リスク」というようなイメージです。
逆にいうと、自分のスキル・知識・経験の陳腐化やコモディティ化を防ぐためには「自分で学び直しや差別化をする環境を作り出すしかない」わけです(会社に期待したり会社のせいにしては絶対ダメ)。いまの環境を選択しているのは100%自分のせいなので、会社を辞める or 複業などでその環境をつくる意思決定を早くした方が良いですよね。
04 オジサンと働くのに疲弊した
よくわからないことにこだわったり、昭和チックな時代遅れの働き方をしているオジサンと働くのは本当に疲れるんですよね。
例えば、海外と仕事するのであればオンライン上でサインして契約を完結するのが当たり前なのに、日本の企業だといまだに契約紙面にハンコをつくためだけに出社する必要があったり、クラウドを利用したデータ納品でよいものをわざわざCDやUSBでの納品を強要されたりする。これって小さいことかもしれないですけど、とっても非効率なんですよ。
日本の非効率で非生産的な働き方は、新型コロナのおかげでだいぶ改善されましたが、こういった改善できる部分を改善しないオジサンと働くのは体力的・精神的にストレスが本当に大きい。
・テレワーク
・フレックス
・複業
・ハンコレス
・データ納品
がドンドン当たり前になるなかで、既存の働き方や縮小する市場に取り残される企業は、優秀な人材がスポスポ抜けていくので、競争力が低下して縮小 or 潰れていくでしょう。
05 あがらない給料に矛盾を感じた
徐々に給料が年功序列なメンバーシップ型(広く浅く長期的に育成)から成果給なジョブ型(特定の領域や専門性)の働き方にシフトされて来ていますが、そうは言っても年功序列式の給与体系が一般的な日本企業がまだまだ多い。優秀な人材は海外や外資系、裁量のあるメガベンチャーなどにドンドン流出していきます。
それはそうですよね。
・とても頑張って成果を出した人
・そんなに頑張らずに成果を出してない人
で月の給料が数万円しか変わらないのであれば、頑張るモチベーションが湧かないじゃないですか。
「長く残業して会社にいること=優秀」
という昭和型の企業文化は40歳以上くらいの世代がゴッソリ抜けないと変わらないのが実情です(だから40歳以上の会社員がリストラ対象になるわけですが)。
「価値を短時間で出す=優秀」
という文化の企業に転職や複業をするか、フリーランスになってそういった事業や働き方を自分でつくるのがおすすめです。
追記01:会社に潰されず生き残るために今すぐするべき3つのこと
そんないけてない企業にいる人が「会社に潰されずに生き残るためにするべきこと」を3つ紹介していきます。簡単にはじめられるので、マネできるものから是非やってほしいです。
ここからは具体的な数字が出てくるので購読者限定の公開にします。
1つ目は○○をつくる
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