2024年に売上1000万円を超えないインバウンド観光事業者がヤバい理由 #全国通訳案内士 #カメラマン
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SONOです(Profile・Twitter)。インバウンド観光を専業にしている先輩とお茶したのですが「さすがに2024年の売上1000万超えない専業インバウンド観光事業者はヤバいんじゃない?」という発言を頂戴しまして(炎上しそう)。きょうはそのとき頂戴した内容を「売上1000万円を超えないインバウンド観光事業者がヤバい理由と達成するための5つのコツ」として解説します!
こんな人におすすめ
・専業インバウンド事業者で売上1000万円超えていない人
・全国通訳案内士や観光ガイドに興味がある人
・英語や旅行を仕事にしたい人
01・30年ぶりの超円安ビックチャンス
まずは日経新聞の引用から。
「37年ぶりの円安で歴史上一番訪日旅行者が来てるんだよ?専業事業者でいま1000万円稼げなかったら将来ジリ貧じゃない?」と言うわけですね。
02・コロナ禍の売上減少取り戻さないの?
「2020年〜2022年までの約3年間コロナ禍で収入減って補助金や給付金もらったでしょ?売上増やして納税して次の世代につなげなきゃじゃない?」という耳の痛いお言葉も。
・持続化給付金
・持続化補助金
・事業復活補助金
・事業再構築補助金
・一時支援金
・月次支援金
などなど多くの補助金や給付金は誤解を恐れずにいうと未来の子供達からの前借りみたいなもの。さらにコロナ禍で売上がそもそも落ちていた事業者がほとんどなので、そのぶんを取り戻すならいまなんですよねぇ。
03・フリーランスは歳取ってからつらいぞ?
「いまが一番若くて無理がきくのにいま頑張らないでいつ頑張るの?年取って目・膝・股関節・腰を悪くして、高血圧・高コレステロール・高血糖かかえながら頑張って働くの?」というわけですね。特に1案件○○円みたいな報酬体系で仕事をしている観光事業者は年齢とともに精神的・身体的に衰えてくるのでなるべく早い段階で稼いでおくのがよいよーという趣旨とのこと。個人的には家庭環境や個人のペースもあるので、健康に気をつけながら長く働くのが一番じゃないかな?と思います。
04・会社員の2〜3倍稼いでおきたい
「個人事業主は仕事も自分でつくらないといけないし、各種社会保険や退職金も手薄になりがちなんだから会社員の2〜3倍は売上ておいた方がよいよ」とのこと。たしかに
・厚生年金(年金の2階部分)
・企業年金(年金の3階部分)
・退職金
・継続した仕事の提供
・有給
・家賃補助
・資格手当
・交通費支給
などなど会社員であることのメリットは計り知れないわけですね。
会社員の場合は失業した場合も失業保険がありますし、障害を負った場合も障害厚生年金(支給額が多い)があるんですよね。個人事業主のペラペラ装甲は軽自動車で高速道路を走行している感じの危うさがありますよねぇ。
05・次の冬の時代に備えたほうがいい
「アリとキリギリスと一緒で、またコロナ禍のような冬が必ず来るからいまのうちに蓄えておいた方がいいよ」。東南海トラフ地震・中国台湾有事・経済ショックの可能性がすくなからずあるわけで、インバウンド観光市場がいつなくなってもいいように準備しといた方がいいという趣旨ですね。もちろんキリギリス的に生きてもいいのですが、冬の時代が到来したときにアリがエサを分けて助けてくれるかはわかりません。基本的に自助が大前提、そのうえで共助や公助(という名の未来世代からの前借り)があるわけですね。
追記:達成するための5つのポイント
「とはいえどうすれば売上1000万円達成できるんですか!」という質問にたいする答えなのですが、いろいろ先輩と話した結果まとめると
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