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あきりんさんの秘伝のタレがまたダダ漏れしている件 #黒田プリセット
SONO(Twitter・Profile)です。写真とSNSをたしなんでいる人ならば知らない人はいないであろう株式会社XICO(ヒーコ)、その代表のあきりんさん(@crypingraphy)がLightroomプリセットを公開した衝撃の2021年から約2年。さらにアップデートされたプリセットを公開されたそうな。今回は特別におすそ分け頂いたので僭越ながらレビューをば。
Lightroom人生を全て注ぎ込んだ、これまでのプリセット概念をアップデートする最高傑作が出来ました。
— 黒田 明臣 / XICO (@crypingraphy) June 17, 2021
役者をモチーフに、写真の魅力を引き出す九つのプリセット。人物以外でも使えるものになっている...はず...!
スマホも対応なので初心者もOK!#あきりんプリセット https://t.co/GfOF6wIMDr
↑ 2021年のLightroomプリセット公開
初心者から上級者、フォトグラファーからデザイナーまで、誰でも、かんたんに、うまみを凝縮した写真を目指せる Lightroom プリセットが出来ました...!
— 黒田 明臣 / XICO (@crypingraphy) June 22, 2023
風景でも人物でもスナップでもボタン一つで効果は無限。もちろんスマホも対応しています。新発売!何卒...!https://t.co/jF3Z1JH985
↑ 2023年のLightroomプリセット公開
※ 個人の主観と偏見をもとにお送りいたします。#黒田プリセット で検索すると素敵なフォトグラファーのみなさんの作例がたくさん出てきますのであわせてご覧くださいませ。
え、簡単すぎワロタ
とりあえずマニュアル通りプリセットをLightroomにいれてちょちょっと当ててて3秒くらい露出を調整。できたものがこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1687503724074-3lGmpSDNjT.jpg?width=1200)
え、簡単すぎワロタwww
「初心者から上級者、フォトグラファーからデザイナーまで、誰でも、かんたんに、うまみを凝縮した写真を目指せる Lightroom プリセット」の文字通り、プリセットを当てて露出を少し補正しただけでもフィルムライクでイケてる写真ができちゃいます。
初心者から上級者、フォトグラファーからデザイナーまで、誰でも、かんたんに、うまみを凝縮した写真を目指せる Lightroom プリセットが出来ました...!
— 黒田 明臣 / XICO (@crypingraphy) June 22, 2023
風景でも人物でもスナップでもボタン一つで効果は無限。もちろんスマホも対応しています。新発売!何卒...!https://t.co/jF3Z1JH985
各プリセットの説明は以下の通り。個人的にはコントラスト優しめな「01 ノーラン / Nolan・02 アンダーソン / Anderson・03 スピルバーグ / Spielberg」が好み。陰影や色味をはっきりさせたいときは「05 レフン / Refn・06 コッポラ / Coppola・09 チャゼル / Chazelle」あたりをベースに調整していくのがよさげな気がします。あえてデメリットをあげるとすると「07 カーウァイ / Ka Wai」はちょっと使いこなすのが難しげです・・・。
01 ノーラン / Nolan
洗練されたブルーと均一なコントラストで自然光を美しく映し出します。
02 アンダーソン / Anderson
違和感のある独特なカラーグレーディングと浅めのシャドウで異なる観点を引き立てます。
03 スピルバーグ / Spielberg
やさしいコントラストと程よいフイルム調で写真に懐かしさを添えます。
04 フィンチャー / Fincher
印象的なブルーが特徴で、様々な状況下で活用できます。
05 レフン / Refn
光の三原色を強調し、日常と狂気の狭間を描き出します。
06 コッポラ / Coppola
ボタンひとつでレトロな雰囲気と深みのある思い出を表現します。
07 カーウァイ / Ka Wai
特徴的な光と露出の調整で独自の世界観を表現します。
08 スコセッシ / Scorsese
シアンとグリーンの狭間で傑作スリラーのような雰囲気を作り出します。
09 チャゼル / Chazelle
明暗と色彩のコントラストを活かし、ポップながらもノスタルジックな雰囲気を醸し出します。
秘伝のタレがダダ漏れしている
写真を仕事にする人にとって独自のノウハウが詰まったプリセットの販売って「膨大な時間とノウハウを詰め込んだ秘伝のソースのレシピ(各種パラメータなど)を公開しちゃうようなもん」なんですよね(普通は公開しない)。自分で0から色味をつくっていくのも手なのですが、諸先輩方の作った秘伝のタレを真似させてもらいながら自分のテイストを作っていくのが早く上達するコツな気がします。
30,000円は高いか?
さて気になるお値段ですが、Chapter Ⅰ〜Capter Ⅲをそれぞれ購入すると各11,000円。9つすべてのプリセットが含まれているCmplete版が30,000円。一般的な感覚からすると決して安くはない値段ですが、普通であれば門外不出のレシピがマルっと買えると思えば非常にお買い得だと個人的には思います(しかもサブスクではなく買い切りで)。迷われる人はググれば他のクリエイターが作った無料のプリセットがアホほど出てくるのでとりあえずそっちを試してみるのがおすすめです。無料のプリセットで満足するのであればそれでOK。もし使ってみて「あっやっぱ違うな」と思った人はこちらを購入してみると良いかもです。
![](https://assets.st-note.com/img/1687508791473-FiPymZzcI9.png?width=1200)
こうやって先人達が惜しげもなくノウハウを公開してくれるのはありがたい限りですね。ということで、「あきりんさんLightroom プリセット」のレビューでした!それではきょうはこのへんで、また次の記事でお会いしましょう:)
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