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普通や常識から逃げるために20代で全力で取り組んだこと5選
SONOです(Profile・Twitter)。最近はありがたいことに「働き方・暮らし方」の領域でメディア取材や学生向けの講演の機会をいただくこともしばしば。きょうは「普通や常識から逃げるために20代で全力で取り組んだこと5選」をテーマに解説していきます:)
01 手に職をつける
20代のうちはあれこれやってみて「好き・得意・ニーズがある」領域で手に職をつけましょう。というのも「こういうことができる人が欲しい」といういわゆる「ジョブ型人材」とよばれる人は「手に職をつけている」んですよね。転職や副業で仕事をするときはこういった目線で採用されることを頭の中に入れておきましょう。
もちろん地域や年代やプロジェクト毎に必要とされるスキルは異なってくるのですが「いくつかのニーズのある職を持ちながらそのときどきに応じて食いっぱぐれない状態にする」のがとても大切。これは個人事業主だけではなくて会社員も一緒ですね。ありがちなのは従来の日本企業特有の「メンバーシップ型人材」だと、特に手に職がつかないまま年月ばかり経ってしまって40代以降に転職や独立などができずにつんじゃうパターンがあるので要注意です。
立教大学の中原教授のブログにもあるように
・あと数年たてば鍋の外に出してもらえる「老獪なカエル」
(定年間際で手持ちのスキルで耐え忍ぶシニア社員)
・無邪気におよぎ緩慢な死をまつ「オタマジャクシ」
(特段スキルもつかず作業員のような仕事をしている20代の若手社員)
みたいな構図になってしまうと緩やに苦しくなってしまうので20代〜30代前半のうちにはいつでも転職や独立ができるような職を手につけておきましょう:)
02 働き方を複線化する
とはいえ会社員の仕事は企業の利益を最大化するために組織化されているので必ずしも手に職がつくとは限らないんですよね。そんなときはどうすればよいかというと「副業・複業・兼業」による「働き方の複線化」がおすすめです。もちろん「転職・起業」みたいな選択肢をとってもOKなのですが、意外とパワーが必要ですし失敗するとけっこうダメージが大きいので空いている時間で少しずつ自分のスキルを育てていける「副業・複業・兼業」が守備力高めで失敗しづらいんですよね。パーソルプロセス&テクノロジー 「プロテア」の調査によると2020年・2021年と副業をしている人はだいたい10%程度にとどまっていますが、副業をしている人の7割弱が「自身のキャリア開発につながる」と感じている結果に。
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僕自身は圧倒的に副業によって「スキル・経験・実績・つながり」が増えたので、働き方の複線化は強くおすすめします。
03 暮らし方を複線化する
もうひとつは「暮らしの複線化」ですね。具体的に言うと
・移住(週末・期間限定・二段階)
・二拠点(多拠点)生活
です。金銭的なコストはかかってくるのですが、都会のみに留まり続けて仕事をしているとどうしても心と身体がすり減ってくるので田舎成分を補給することをおすすめしたいわけです。もちろん「都会でバリバリ働いていても全然苦にならないぜ!」というゴリマッチョタイプの人はそのままでOKなのですが「いつかは田舎暮らしがしてみたい」というタイプの人はぜひ暮らし方の複線化にチャレンジしてみて欲しいです。
とはいえいきなり移住すると多くの人が
・働き口がなくて上手にお金が稼げない
・人間関係や自然環境が思ったのと違う
・DIYやリノベーションが辛過ぎる
みたいな理由で挫折してしまったりするので「いきなり軸足を移さない」というのが大きなポイントです。僕の場合も築100年超えの古民家をリノベーションしていますが、普通に会社員をしていますし、個人事業主で収入を増やしながら少しずつ軸足を移している段階です。TVやSNSでは田舎暮らしのよいところばかり取り上げられがちですが、ちゃんと現実をみないと痛い目にあうので要注意。仕事に関しても地方に行くほど賃金が安くしがらみも多くなる傾向があるため、可能な限りテレワークができる都会の仕事を引き連れて田舎に移住することを強くお勧めします。高知市の「全国で徹底調査!最新移住事情 2022 実態から導く「移住が成功する条件」」によると移住の理由として約4人に1人がリモートワークができるからと回答しています。逆算すると自分のスキルや経験をリモートワーク可能な職種にずらすのがおすすめです。
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04 収入を最大化させる
・お金はあまり稼がなくていい
・お金に囚われると不幸になる
・お金がすべてではない
といった考え方もとてもよくわかるのですが、とはいえお金がないといざというときに大切な人を守れなかったり、チャンスに飛び付けなかったりするので収入はできるだけ最大化を目指すのがおすすめです。もちろん自分の性格や人生のステージなどいろんな事情のなかで自分が選択をしていくのが最前なのですが、僕自身は20代で収入を最大化させることを優先してきて良かったと考えています。というのは
・経験にお金を使うことができた(古民家リノベや旅行など)
・機材にお金を使うことができた(カメラ・PC・家電など)
・チャンスが来たときにお金を理由に見逃さなかった
・他人のお祝いにお金を使うことができた(誕生日や結婚式)
などなどお金を理由になにかを我慢することがほとんどなかったから。やりたいことや目標がない人はとりあえず収入を最大化するためにはどうすればよいか?に集中してもよいかもですね。
05 やりたいことをはやくやる
人生は長いようで思ったよりも短いので「やりたいことははやくやる」のがおすすめです。とはいえ、人間は弱い生き物なのでやらない理由をたくさん見つけて先延ばしにしちゃいがち。僕の場合は夫婦で古民家リノベをしましたが本当によかったなと。
28歳のときに50万円で購入した築100年越えのボロボロの古民家。大工さんにお手伝いいただきつつDIYで直していま30歳。もし仕事が上手くいかなくなっても家と畑があれば人生なんとかなると思えるようになってきた。キャリアアップや成長を強いられがちな辛い世の中から全力で逃げる人生もおすすめ。
— SONO (@SonodaYukiya) September 11, 2022
1/ pic.twitter.com/chcgKGrl4M
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古民家の庭では果物を植えて育てています。
「戦争・コロナ・インフレ・円安・景気後退・異常気象」 みたいな絶望的な世の中で前向きに生きていくの正直しんどい。「節約・貯金・投資」ってSNSであおられるのも辛い。我慢するのも大切だけど今やりたいことをやるのも大切だと思う(と理由づけして古民家で果樹を育てはじめたけど楽しい)。
— SONO (@SonodaYukiya) September 11, 2022
2/ pic.twitter.com/5LkrOPmaIv
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「失敗してもいいからとりあえずやってみるかぁ」くらいの軽いノリではじめたのですが意外とちゃんと実ったので嬉しい誤算でした 笑
そして最近は不動産関係の知識を習得しようと「宅建士・賃貸不動産経営管理士」の資格勉強をしています。僕自身は「資格ばかり取得しても意味がない派」なのですが、知識がないことで痛い目を見てきたので不動産関係はしっかり勉強しておこうと方向転換しました 笑 現在は「不動産キャンプ」にて週1回宅建士の実務を勉強しています。9月はとても大切な「重要事項説明(契約の際の最も重要な書類の1つ)」について具体的に学んだのですが資格勉強のテキストには載っていないことばかりで日々勉強だなぁと(宅建の資格だけとっても実務のノウハウはまったく違う)。例えば「新築の定義は建築から1年以内で未入居の物件に限る」みたいな不動産を扱う際の基礎中の基礎的なことも図と言葉で丁寧に教えてくれるんですよね。講義資料もこんな感じで実例を交えて解説してくれるのでとてもわかりやすい。
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資格を取得することはあくまでスタートにすぎないので、そのあとどうやって経験やスキルを積み上げながらお仕事をしていくのかを考えるのがとっても大事なわけですね。不動産キャンプ講師の白井さんはとても親しみやすく、大手不動産で実務をバリバリされていたそうな。月額8800円で入会している月の講座資料や講座動画はアーカイブされるので、僕のように不動産を事業の1つとして考えているけど知識や経験がない人は無料体験に参加してみるといいかもです:)
講義日時:毎週水曜日(4回/月) 21:00~22:00
講義場所:ZOOM(オンライン)
無料体験:https://lin.ee/zccYOeu
「30歳の絶望会社員が1ドル140円の世界線で生きるためにしている5つのこと」では円安・インフレ・戦争・疫病など明るい将来が見えない日本で、全力で逃げながら生きるためにしていることをまとめました。日々生きるのが辛い人は参考になるかも。
「新しいチャレンジを辞めた人が30歳以降緩やかに詰む3つの理由」では全力で逃げ続けるためのチャレンジの重要性とそれをやめてしまった人が詰んでしまう3つの理由について解説しました。世知辛い世の中でもがき苦しんでいる人は共通する部分も多いはず。
「少子化が10年前倒しで進む日本で僕たちができることはなにか」では少子高齢社会が爆速で進む日本で僕たちができることを解説しています。将来後悔の少ない人生を送りたい人はきっと共感してくれるはず。
追記:ここだけの話
これからの世界がどうなっていくのかは見当もつきませんが、少なくともめちゃめちゃ明るい方向に進む可能性は低いというのが大半の人の見解でしょう。そんな中で「幸福度高く生きるを方法の1つ」を実践しているのでメリット・デメリットを解説していきます。具体的に言うと
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