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#01 普通の会社員が28歳で田舎に古民家を買った話(購入編)
※古民家シリーズはこちらにまとめています。
其田です(Twitter・Profile)。28歳の普通の会社員なのですが、田舎に築100年の古民家を買ってしまいました。「60歳くらいで夫婦で田舎暮らしをしたい」なんて思っていたのですが、30年ほど早く実現したかたちに。
01・28歳で田舎に古民家を買いました
やりたいことはなるべく早くやった方がいい。というのも「いつかやりたい」は時間やお金や周囲の目なんかを理由に、いつまでもやらないで時間ばかり過ぎてしまいがちだから。年老いて気力や体力が衰えてから実現してもなかなか身体が動かなくなってしまうんですよね。
例えば、旅に出たいならとりあえず移動やホテルのチケットを取っちゃった方がいいし、英語を学びたいならオンライン英会話の申し込みをした方がいいし、転職をしたいなら転職エージェントに登録した方がいいし、フリーランスになりたいなら手に職をつけられるように機材や学習教材を買った方がいい。
ということで夫婦で思い切って築100年の古民家を購入しました^^ 物件の写真を載せるとこんな感じ。ボロボロ&ゴミ屋敷で笑っちゃうような物件。写真を載せながらご紹介していきます。
瓦がボロボロでめちゃめちゃ雨漏りする
藁葺きの天井裏
残置物が多すぎる
昔ながらの乾燥機
シャンデリア・・・
骨董品たくさん
・・・・
もうゴミだらけだし、家はボロボロだし、相見積もりをとってみると納屋や畜舎は解体で200万円〜500万円費用が必要、屋根の葺き替えも300万円〜400万円ほどと言われめちゃめちゃ大変です。現在は絶賛ゴミ出し・古い天井や畳の廃棄・解体中。
キッチンは食器と鍋の山
ふすまなども全部取っちゃいます
布団が大量にあってすごい
昔ながらのガラスのひき戸
ひたすら掃除をしていきます
天井に穴が空いている・・・( ´∀`)
中庭は草ボーボー
02 かたづけする
残地物やふすまなどを取り払った状態
おーキレイになりましたね!ここから畳をはいでいきます。
撤去した畳は処分するのに1枚1500円〜2000円ほどするので、解体して畑の肥料にしちゃいます。
03 天井破壊する
つづいてボロボロの天井を破壊していきます。
おおー100年前の梁は立派ですねー!古民家なので天井はこのまま梁を見せる形で行きたいと思います。解体の際は安全靴・脚立・バール・防塵マスク・ヘルメットは必須です。
えっ断熱はどうするかって?ひろめの古民家で完全断熱を達成しようとすると確実に500万円〜1000万円以上の費用がかかります(屋根の葺き替えや壁・床断熱など)。其田家は貧乏なのでできるだけ自分たちでDIYをしつつ、寒い時は厚着をし、暑いときは薄着で扇風機ですごすので耐えていきます。
04・床をめくる
続いて床をめくっていきます。シロアリさんがいないかドキドキしながら床をはぐります。
100年も昔の家なので、シロアリでかなりやられているかなぁと心配していたのですが、なんときせきてきに大丈夫でした!(床下に潜ってみた範囲だけですが)。床がかなり高くて被害がなかったのは幸運ですねぇ。こちらはこのあと防水シートと調湿剤を撒いていきます。
05・住みながらDIY・リノベーションしていく
お金はまったくないけれど、自分たちの家を自分たちで少しずつ作るのって豊かな時間だと思うんですよね。「田舎でゆっくり過ごしたい」そう考えている人も少なくないはず。これからは、この家にテントを貼って暮らしながら、どの部屋をどんな風にリノベーションしていこうか考つつ、その様子をどんどん発信していきますので楽しみにしていてください。
それではきょうはこのへんで、またお会いしましょう:)
06・追記:ここだけの話
購入から約3週間がすぎたのですが、かなり快適にリノベーションがすすんでいます。これには秘密があって、
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