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会社員とフリーランスを複業して働く29歳のリアルな5つの悩み
其田です(Profile/Twitter)。きょうは会社員とフリーランスを複業して働いて感じるリアルな葛藤について。特に今回は会社員として「なんのために働いているんだろう?」と働く瞬間について解説していきます。新しい働き方やキャリアを目指す人の参考になれば:)
ちなみに僕が働く目的は以下の通り。
・会社員の仕事は「安定してお金を稼ぐことが目的」
・個人事業主の仕事は「不安定でも好きなことで人の役に立ちながらお金を稼ぐことが目的」
その中で其田が会社員ツライと感じる時をまとめていきます。
01 自分ではどうしようもない問題に板挟みになるのツライ
個人事業主の仕事はよくもわるくも「自分に原因がある」場合が多いんですよね。例えば顧客に怒られる原因として
・納期に遅れた
・品質が基準を満たしていない
・コミュニケーション不足
・システムが止まる
みたいなことが起きても、それは自分に非があるわけですよ(自分がすべて選んでいるわけなので)。でも、会社員の仕事は、自分ではどうしようもないような環境によって自分が責められるシーンが多くあるんですよね。もちろん「その会社を選んだお前が悪い」といわれればそのとおりで、とっとと転職するか起業するかすればよいのですが、すぐに辞めるわけにもいかなかったり。
こういった自分に非がなく、自分ではどうしようもない問題でクライアントと社内とで板挟みになるのが本当に辛い。
「こんな辛い目にあってなんのために働いているんだろう?」
そう感じてしまうことがあるわけです。個人事業主ならば、自分に非があるので、トラブルが起きても納得感があるんですよ。でも、会社員の仕事はそうではないことも多い。ここが大きな葛藤になっています。
02 働きたくない仕事で働くことを強要されるのツライ
これも会社員あるあるなのですが、必ずしも自分がやりたい仕事ではない仕事をしないといけないことが多くあるんですよね。会社の利益を最大化するためなのでしょうがない部分もあるのですが、自分がやりたくない仕事を強要されることも辛い。
「お金のためにやりたくないことをする人生って、いったいなんなんだろう?」
そう感じてしまうことがあるのも事実。一方で、個人事業主の仕事は、働きたくない仕事は断れる。強要されることはほぼないのが大きい。反対に「やりたいことがなく、与えられた仕事をこなすのが好きな人」は会社員適性があるので会社員として働く方が幸せな場合が多いかなと。
03 働きたくない人と働くことを強要されるのツライ
これが一番きついかもしれませんね。
・配属ガチャ
・上司ガチャ
なんかで、自分と合わない人と仕事をしないといけないことも多くあります。個人事業主であれば、断ることもできますし「1回やってもう2度と仕事をしない」なんていう選択することができるわけですが、会社員の場合は選べないし、切れないのがすごいやっかい。このあたりのしがらみに耐えられる人は会社員適性があるのかなと。
04 単価を自分で決められないのツライ
日本企業の給料っておおむね年功序列なんですよ。そのわりに上が詰まっているので給料が上がりづらい。外資系や歩合制度がある会社以外は、どれだけ頑張っても、全然がんばらなくてもそんなに給料が変わらなかったりします。
フリーランスは「自分の提供している仕事にたいして自分で単価をつけて、経費計算をし、利益率を考え、得たお金をどこにどれくらい投資をしていくのかを決められる能力や経験を得やすい」のに対し分業化が進んだ会社員の場合は、これらが難しいと感じています。
個人事業主の場合は
・自分でサービスをつくり
・自分で単価を決め
・自分で集客し
・自分でお金を集金し
・自分で得たお金の使い道を決める
これを当たり前のようにやるわけです。これができる人は個人事業主の方が稼げますし、できない人は会社員をするしかないわけです。
05 想いとお金のバランスがとれないのがツライ
「会社員を辞めてフリーランス一本に絞ればいいじゃないか?」とよく言われます。其田の場合は会社員の仕事を辞めても、普通に生きていく分には差し支えはありません。ただ、新しい事業をはじめるためにまとまったお金を使ったり・借りたり(古民家購入・リノベなど)するんですよ。資産を最速で増やすために現金を稼ぐという観点だと、
会社員+個人事業主
が僕の場合は最も適していたんですよね。ここが最も大きい葛藤です。例えば其田は2020年に公庫から1000万円ほど借金をしたのですが、これも個人事業主1本だけだったらたぶん無理だったのかなと。なぜなら「個人事業主は信用がない」から。融資や借入という観点から言うと会社員のメリットは「信用」だったりします。
さらに大きく出費をするときにも、会社員の固定給があるからこそ個人事業主で挑戦ができて、大きくお金を投資できるというのも事実です(カメラ・レンズ・物件 etc)。どちらか一方だと、なかなか難しいんですよねぇ。
複業をすることが逃げ道になる理由
普通の会社員であれば、嫌なことがあっても
・慣れ
・我慢
・諦め
できっと無理くりに乗り越えていくのでしょう。でも、乗り越えられない人はどうするんでしょうね?個人的には
・お酒でストレス発散
・転職活動がんばる
・鬱になって休職する
・複業(副業)する
このあたりなのかなぁと思うのですが、複業をしている人は複業が金銭的・精神的な逃げ道になるんですよね。なぜなら、こちらで最低限お金を稼げていれば「いざとなったら会社員を辞めればいいや」という選択ができるから。つまり「複業が金銭的・精神的な逃げ道になる」わけです。これめちゃめちゃ大切。というのも
・お酒でストレス発散
→根本原因の解決にならない
・転職活動がんばる
→上手くいく可能性もあるが、そうならない可能性もある
・鬱になって休職する
→根本原因の解決にならない
・複業(副業)する
→金銭的・精神的に逃げられるし上手くいけば会社を辞められる
から。いまの働き方を変えたい人は、
・スキル
・経験
・つながり
を蓄えつつ、まずは複業(副業)をしてみてはいかがでしょう?
追記:表では言えないここだけの話
ここだけの話、
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