約10年フリーランスをやって感じる自分の値段をいくらに設定するのがいいのか問題への回答
SONOです(Profile・Twitter)。きょうは「約10年フリーランスをやって感じる自分の値段をいくらに設定するのがいいのか問題への回答」について具体例をあげながら解説していきます:)
こんな人におすすめ
・値つけに迷っているフリーランス
・売上があがらなくて困窮しているフリーランス
・副業・兼業・専業フリーランス
01 高単価にするのがおすすめ
答えを先のばしにしてダラダラ文章をひきのばすSEO記事は嫌いなので、直球で回答からいくと「高単価にするのがおすすめ」です。もっと言うと「高単価にするのは大前提でそのためにはどうすればいいのか設計・試行・修正を何度もするのがおすすめ」です。例外的に別で収入があって趣味でやるなら低単価でも無料でも好きにやればいいと思います(会社員所得・不動産所得・年金 etc)。理由はいくつかあるのですが一言で言うと「低単価でやると疲弊して続かないから」。具体的に説明していきます。
02 低単価にすると客層が悪い人が集まる
燃えそうですがあえて断定的に言うと、経験上低単価のお客さんの方が民度が低い傾向にある気がします。具体的に言うと
・連絡が途絶える
・ドタキャンする
・文句が多い
・言っていることとやっていることが違う
・前に言ったことをなかったことにする
・追加案件や再修正の支払いを渋る
・契約を守らない
・やたら値切る
みたいなところですね(心当たりがある人も多いはず)。こういうお客さんとつきあってしまうと金銭的・体力的・精神的に疲弊するので単価はさげない方がいいです。加えて利益が少ないので生活するにも、次の事業へ投資するにも資金不足になりがち。大企業であれば戦略的にシェアを奪うためにそういった戦略も取れますが(PayPayとか)、フリーランスの場合は低単価にするとデメリットが大きいんですよね。
とはいえ、高単価にするとそれはそれでデメリットもあります。具体的に解説します。
03 高単価にすると仕事が獲得できない
高単価に設定すると仕事が獲得できない問題が出て来ます。その理由をあげると
・他の競合と同じようなことをしていて独自性や差別化ポイントがない
・独自性や差別化ポイントが顧客のニーズからズレている
・立地 / 業種 / 職種 / 客層 / 時期 がズレている
・集客 → 比較評価 → 発注 → 入金 → 納品 までの導線設計がなされていない
・低単価な競合に奪われる
みたいなところに起因することが多いんですよ。自分ではなかなか客観的に自分のポジションを見れない人も多いので、認識できていない人は第三者に頼んでズレているところを指摘してもらった方がいいかもしれません。次に「単価をあげる方法」についてイメージをやすい具体例をあげましょう。
04 ディズニーはなぜ過去最高益を達成したか
円安・原材料高騰に伴うインフレーション・スタグフレーションが騒がれている日本でディズニーランド・ディズニーシーを運営するオリエンタルランドは過去最高益を更新しています。
・紙のパンフレットの廃止
・チケットのWeb・アプリ予約への移行
・変動料金制と課金チケットの新設
などなど大幅な改革をしているわけですが、それ以外にも増収増益の理由を分析してみるとヒントが見えてくるかもしれません。
イケイケな若手クリエイターの活躍がまぶしすぎる人は「上手くて若くて安いクリエイターから逃げ切るためにしている具体的な方法」で解説しているように上手に逃げるのがおすすめです。僕が実際にやっている事例を載せてありますので役に立つはず。
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若手イケイケフリーランスに追い立てられた僕のようなおじさんフリーランスのために「老いゆく弱小フリーランスが逃げ切るためにしている5つのこと」では僕が具体的にやっていることをまとめました。限界突破したいフリーランスの参考になれば幸いです。
追加:単価をあげるコツと単価設定の具体的な方法
さて、ここからが本題でもっと具体的な話をしようと思います。リアルな数字をだしつつちょっと耳が痛くなるのでマゾ気質な人だけ読んでください。
単価をあげるコツ
単価をあげるコツを3つにまとめると
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