FIREを目指す人に伝えたい人生を無駄にするリスク
其田です(Profileはこちら)。最近はFIREムーブメントがすっかり日本でも浸透しましたね。
FIREとは?
Financial Independence(経済的に自立し), Retire Early(早期リタイアすること)の略で、金融投資や不動産投資などで経済的自由を得て早期退職を目指す生き方のこと
マスメディアでも最近はとりあげられることが多くなってきています。
01 FIREを目指して今この瞬間を犠牲にするリスク
例えば年間400万円を貯金して、1億円を貯めようと思った場合、単純計算で25年かかるわけですよね。いま25歳なら50歳、いま30歳なら55歳。
でもですよ、
FIREを目指すために、いま生きている時間を犠牲にリスク
も考えておいた方がよいです(もちろん金融投資や不動産投資に勤しんで、経済的に自立するまでの時間を短縮することができるかもしれなかったり、いまの仕事がそもそも好きで別に辞めたくない人もいるかもですが)
FIREという耳障りのよい言葉に惑わされて、いま生きている時間を犠牲にすることは、若くて身体や精神が元気な時間を支払っていることだと認識しておきましょう。
これは別の言い方をするのであれば
・若くてお金がないけど好きなことをする
・年老いてお金はあるけど好きなことができない
このバランスをどうするのか?という言い方もできます。これは二者択一ではなくてグラデーションのある選択(バランス・比重を変えていく)になるので正解はないのですが
自分がどういった暮らしをしたいのか?
をよく考えておくべきだと其田は考えます。
02 いまの働き方や暮らし方を最適化する
「FIREを目指すためにいまを犠牲にする」
のはある程度は仕方ない部分もあるかもしれませんが、できる限り
いまの働き方や暮らし方を最適化する
ほうが長い目で見ると幸福度が高い人生を送れるのではないかと感じています。さらに具体的に言うと
FIREをした後にやりたいことを、いまから少しずつ働き方や暮らし方を変えて実現していく
ということ。新型コロナの影響を受けて時代は10年進んだと其田は感じています。新型コロナがあったからこそ
・テレワーク
・オンラインミーティング
・サインレス(脱ハンコ)
・多拠点生活
など新しい暮らし方や働き方が世の中に広まったわけ。もっというと、これまで頭のかたかった50代以上の経営者層が強制的に変化したんですよ(これが本当に大切)。
若い世代のやりたいことを古い会社で実現させていくことほど難しいことはないんです。なぜなら、権限を持っている経営者層の理解が得られないから。新型コロナは彼らの常識をいっぺんに変えてくれたわけです。このチャンスを逃すのはもったいない。やるならいまです。
03 2020年は暮らし方や働き方を大きく変えた
1年前に「2020年を区切りに生き方を変えようと思う」という記事に書いたのですが「時間的・空間的に束縛されない働き方にシフトする」のを2020年は実現しました(新型コロナのおかげ)。
いまでは京都と香川を行ったり来たりしつつ、ほぼ完全リモートで会社員の仕事をしています。フリーランスの写真や映像の仕事は、会社員の仕事をフレックスで時間をずらして対応することができるので、普通のフリーランスと比べてもほとんど変わらない活動量に。
04 本当に大切なことを模索しつづけるべき理由
ここからは少し表には書きづらいことを言うので購読してくださる方のみ閲覧可能にします。
経済大国3位の日本ですが、現実を見ると超少子高齢化が進んでいて、2040年には全国896の市区町村のうち「消滅可能性都市」に該当。うち、523市区町村は人口が1万人未満となり、消滅の可能性がさらに高いわけです(引用:「地域消滅時代」を見据えた国土交通戦略のありかた)。
消滅可能性都市とは?
消滅可能性都市とは、人口流出・少子化が進み、存続できなくなるおそれがある自治体のこと。
で、ぶっちゃけたところ
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