安定収入を捨てる前に知りたかった3つのアドバイス

SONOです（Profile・Twitter）。きょうは「安定収入を捨てる前に知りたかった3つのアドバイス」について解説していきます。実体験からも独立して失敗するとダメージが大きいのでぜひ参考にしてください：）

00 失敗する要因

本題に入る前に失敗する要因を簡単にあげていきますね。

①・収入が少ない

会社員勤めの人はほとんどの人が「固定給」がなくなります（会社員のありがたみ）。さらに会社員であれば働くための備品や顧客など会社の名前で調達できたのですが、個人事業主になったあとはすべて自分の名前とお金で調達しないといけないんですよね（事務所・PC・デスク・プリンター・顧客・経理処理・確定申告 etc）。これがかなりデカい。

僕の知り合いの人のなかでも

・収入が少ない
・収入が安定しない
・収入が継続しない

などの理由で、アルバイトをかけもったり、挫折して転職したり、実家にかえったりしていく人が少なくない人数いました。収入の目処やタイプをしっかり見極めるのが失敗しない独立の方法です。

②・支出が大きい

普通に生きているだけで支出はドンドン出ていきます。以下とってもざっくり計算しただけでも月20万円くらいかかるのがわかります。

・家：5万円
・車：2万円（ガソリン＋保険＋オイル交換＋車検・買替え積立て etc）
・食費：3万円
・光熱費：1万円（ガス3500円・水道3000円・電気3500円）
・通信費：1万円（スマホ4000円・Wifi6000円）
・保険：3万円（国民年金：17000円・健康保険13000円）
・雑費：5万円（衣服・医療・日用品・おやつ・交際費・貯金）
ざっくり 月20万円・年間240万円 くらい

安定して20万円の売り上げをあげつづけるのって意外と大変。おまけに事業で借り入れや初期投資などするのであれば諭吉はドンドンお財布から羽ばたいていってしまう（貯金が目減りするのはストレス大）。

③・人間関係や健康面で挫折

独立してからは自分の裁量で多くのことができますが、とはいえいろんな人とやりとりをする中で人間関係でこじれたり、年齢と共に健康面で問題が出てきたりします。特に「自分が動かないと収入が入ってこないような仕事の仕方をしている人は、30代のうちはよいかもですが、40代以降に病気や怪我で自分が動けなくなってしまった後がキツイ」んですよね。

ということでここからはうまいこと独立して食べていくための３つのコツを解説していきます。

01 副業 / 複業でやろう

やりたいことがある人は辞める前に「副業や複業」でするのがおすすめ。僕の場合は2015年の新卒1年目から副業 / 複業禁止の会社と交渉して特例許可をもらい副業 / 複業をしていまがあります。学生時代に個人事業を1度失敗していて経営者には向いていないと思ったので、安定収入を持ちながら自分の事業をしていこうと考えたんですよね。

副業 / 複業のメリットは「同時並行してキャリアを育てつつもリスク分散しているのでもし1つの事業がうまくいかなくなっても他でカバーができる点」が大きいです。デメリットは「時間・お金・体力・精神力が分散するので、その道1本の人と比べると大きな成果を出しにくい」という点でしょうか。

02 小さく早くやろう

小さく早くやるのもとても大切。なんだかんだ理由をつけるのは簡単ですよね。

・お金がたまってからやろう
・時間があいてからやろう
・家族の理解が得られてからやろう
・会社の理解が得られてからやろう
・もうちょっと勉強してからやろう

みたいな。でもやってみないと、そもそもできるかどうか、自分にあっているかどうか、わかんないじゃないですか。「PDCA」の「P（プラン）」がめちゃめちゃ長い人は優秀でまじめな人に多いのですが、変化の目まぐるしい時代では「DCA（やって確認して修正する）」の部分を小さく早くやる人の方がうまくいく確率は圧倒的に高いので、副業 / 複業でとりあえずやるのがおすすめです。

03 視野を広げて仕組みを考えよう

衝動的に独立する人は視野が狭くなりがち。以下①②のどちらが成功率が高いかというと圧倒的に②なんですよ。

①・やりたいことがある → 仕事を辞めて独立（or 転職）
②・やりたいことがある → 副業 / 複業でやってみる → 自分にあっていてうまくいきそうなので独立（or 転職）

「好きなことでお金を稼いで暮らしている人が正義」みたいな風潮があったりなかったりしますが、僕の場合は「ご飯を食べるための仕事（ライスワーク）」と「やりたいことを優先する仕事（ライフワーク）」は必ずしも一致しなくてもよいと考えます。

もちろんブラックすぎて身体や精神に以上をきたしているのであれば休職 or 退職して病気を治すことを最優先したほうがよいですが、そうでなければ②のように同時並行的にキャリアを積んでいくのがおすすめです。

どんなふうにこれからを生きて行こうか迷っている人はゴールから逆算してみるとよいかもです。「死ぬときに後悔しがちな10のリストと3つの処方箋」ではありがちな後悔とそれに対する回避策を解説しました。後悔の少ない人生を送りたい方は必読です。

現在29歳の僕ですが20代は実質2度も個人事業を失敗したり、後悔の連続でした。「20代のうちに気づけてよかった5つのこと」で失敗や後悔から学んだことを解説しています。よりよい20代を過ごしたい方は参考にしてみてください：）

SNSやメディアを開くと意識高い人や記事が多くて心が疲れちゃうんですよね。「みんな意識高すぎて疲れちゃう問題に対する3つの回避策」では心穏やかに暮らすコツをまとめております。疲れている人はゆったりくつろぎながらお読みください：）

追記：表には書けないここだけの話

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