[わたし]と[ワーケーション]
鏡をみて
「あ、私、かわいいかも」
なんともイタイ瞬間だが、
これ以上の幸福な時はないような気がする。
9日間からの金沢から自宅に帰ってきて
鏡越しに出会った自分は
まさしくそれだった。
それから数日たったが
あの自分は幻だったのかと思うくらい
どこか疲れてくすんでいるし、
ハリツヤがない。
私が会った[わたし]は
一体、誰なんだろう。
あの[わたし]には
どうやったら会えるのだろう
その[わたし]は
私のようで、私ではなく
[わたし]のことなのに、私にはわからない
なんと、私は[わたし]のことを知らないのだろう
旅行を超えた金沢9日間は
私の会いたかった[わたし]に会えた。
おみくじで「良い出会いがありそう」と会ったが
まさに良い出会いとは
[わたし]との出会いだった。
同じように起きて、
同じように仕事して、
同じように連絡を取り合って、
同じようにごはんを食べる。
ワーケーションってそういうことだけど。。
どこか違うのだ。
ふと、
綴りながら浮かんだこと。
それは『許可』なのかもしれない。
・楽しんでいいよ
・ウキウキしていいよ
・違うことしていいよ
・サボってもいいよ
・感じていいよ
・五感を使っていいよ
・めいいっぱい生きていいよ
・どうしたい?
・どう感じたい?
ワーケーションだから
せっかくだから
と
自分を楽しませることに
自分の欲望に素直になることに
全力だった。
もっと
自分に寄り添って、
自分に優しく
いつでも[わたし]に
出会えますように。