[わたし]と[ころな]
現代を生きるひとにとって、
誰であっても、
新型ウィルスは少なからず影響がある。
悪いも良いも含めて影響がある。
「経済が鈍化する」、
「自由に行動できない」、
わたしところなの距離感はそんな感じだった。
今日、大切な友達の
待ちにまった結婚式が
本人たち2人きりで開催されると連絡があった。
悔しいのは本人たちに決まっている。
けれど20年近く一緒に過ごしてきた友達のその決断は
わたしにとっては、とてもとても悔しいものだった。
なんのために生き、なんのために働き
なんのために毎日過ごしているのだろう。
きっと何より「あじわうため」
今、この瞬間を「あじわうため」
結婚式は多くの女性にとっては、
誰しも憧れる人生で最高に幸福な瞬間。
奪われたのは
『結婚式』という3文字の目に見えるもの。
ただ、その出来事には、
人々の歓喜・幸福・至福・分かち合いの
目に見えない無限のエネルギーがつまっている。
思い返してみて。
17年前に出会った大事な彼女。
いつも、わたしは頑張りすぎだよとかって
優しく包み込んでくれて、
わがままな私と
17年もずっと友達でいてくれた彼女。
出会った17年間だけでも、
彼女のいろんな出会いや
一言におさまらない葛藤を見てきた。
そんな彼女が迎える最高のひと時だよ。
みんなに祝福されて主人公になる
最高のひと時だよ。
こんなひと時を、
どうして私たちは奪われることになるのだろう。。
おめでとうって
その瞬間言いたかった。
とびきりの笑顔で
おめでとうって
その瞬間言いたかった。
おめでとうって
言葉に表せないくらい幸せが溢れる
その瞬間を見たかった
この無念をどこにぶつけていいかもわからず
誰を責めていいかもわからず
それでも世界は変わらず時を刻んでいく。
ただ、綴ることしかできない。
そして出来ることはただ一つ。
今日も今、この瞬間をあじわうこと。
この悔しさを
これでもかというくらい
あじわうこと。
あじわったら
次、どうしたいか、望みが出てくる。
自分の本心をみることが出来る。
本当におめでとう。
心から叫んでいるよ。
心から思っているよ。
生きているってそういうことな。
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