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主従関係に迷ったり、不安になったときに

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主従観は人によってさまざま。だからこそ迷うものだと思うので、その指針のひとつになるような内容の記事をまとめています。
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2023年3月の記事一覧

欲望を飼い慣らすのであって、欲望に飼い慣らされちゃいけない。

欲望を飼い慣らすのであって、欲望に飼い慣らされちゃいけない。

こんにちは。HALです。

SMって、どちら側も自我が呑み込まれやすいというか。

Sは自分の欲望に自我が呑み込まれ、その波及を受けてMも…となって、トラブルになるケースが多いように感じる。

どちら側も、だけども…自我は守っていこうや、って思う。欲望を自分の主人にしちゃいけない。あくまで飼い慣らしていける、というスタンスは大事だとわたしは思うのです。

呑み込まずに、素直な気持ちで。

呑み込まずに、素直な気持ちで。

こんにちは。HALです。

うっかり、自分の気持ちを呑み込んでしまったことがあって…あとになって浮き上がってきた。

まぁ、得てしてこういうときは良くないことが起こりがち。案の定というか、苦しい向き合い方をしないといけなくなった。

今回は乗り切れたからよかったけど、こういう失敗はもうしないように気をつけたい。

素直な気持ちで向き合って、軽やかに。

こういう気持ちが、うまくいかせるコツなんじゃ

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「できないこと」には正直に。

「できないこと」には正直に。

こんにちは。HALです。

SとMの関係性においては、できることよりも「できないこと」の方がある意味重要度が高いと思っていて。

それこそ、いくらやっても生理的に無理なことはどうしようもないこともあるし、技量が追いつかないこともある。

大事なのはその状況に正直であること。本当に無理なプレイはやめてもらう、また技量オーバーのプレイをカッコつけでやろうとしない。

これはもう、最低限の基礎の基礎であ

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主従という「概念」の奴隷にならない。

主従という「概念」の奴隷にならない。

こんにちは。HALです。

主従がうまくいかなくなった、って話をよく目にする。

こういうときに頭をよぎるのが、主従を意識するあまり、主従そのものの奴隷になってしまっていないか、ということ。

従わせるのが当たり前だから、従えと命令する。

従うのが当たり前だから、自分の意志とは無関係に従おうとする。

立場は違えど、これはどちらも主従の概念にしたがっているだけで、相手のことを観ることができていな

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自分の反対側にある性質も受け止める。

自分の反対側にある性質も受け止める。

こんにちは。HALです。

わたしは、正直自分自身が性格面からするとサディストとは程遠い?と思っていて。

というか、なんなら女王様経験のある方からは「あんたはM」と罵られたりするし笑、それを否定もしない。

ただ、普段はこれでいいんじゃない?と思う。実際、四六時中どちらか一辺倒って、やっぱり心のバランスを崩してしまいやすい。

そうならないためにも、自分の反対側にある性質も受け入れながら…という

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引かれるかも?ぐらいの姿を見せられる信頼感。

引かれるかも?ぐらいの姿を見せられる信頼感。

こんにちは。HALです。

基本的には、このときツイートしたような、内容を目指して…と思って行動している。

やっぱり、普段は見せ得ない姿を見れることに醍醐味があると思うし、信頼も感じる。特に、引かれるかもと思われているようなことは簡単には出てこないもの。

だからこそ、扉を開いてもいいと思ってもらえるように、安心できる関係性を築いていきたい。その積み重ねをこれからも穏やかにやっていきたい。

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自分で決断をできた人は成長する。

自分で決断をできた人は成長する。

こんにちは。HALです。

春になり、自分の人生が変わるタイミングが来る人もいると思う。

そういうときに、流されたり、決断を人にゆだねたりせず、自分の力で決断できるってことはとても大切なことだと思っていて。

もちろん、失敗してしんどい思いをすることもあるし、いいことばかりではない。だけど、自分で決断してつかみ取る過程には、強さにつながるなにかがあるとわたしは思う。

だから、もしいま、自分の決

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心を健康に保つ、ってことはSMでも意識したい。

心を健康に保つ、ってことはSMでも意識したい。

こんにちは。HALです。

わたしの性癖はいわゆる、Sとはちょっと違っていると思っていて。

なんというか、責める一辺倒、ってだけじゃない方がうれしいというか…ただただ一方的じゃなくて、双方向でって気持ちは常に持っている。

実際問題、この気持ちがあった方がお互いに闇落ち、みたいなことをしなくて済むとも思う。

やっぱり、ふんぞりかえってしまう、卑屈になってしまう、って関係性になるのは楽しくないと

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面識もないのにいきなりアドバイスはアカン。

面識もないのにいきなりアドバイスはアカン。

こんにちは。HALです。

わたしはカウンセラーだからこそ改めて思うけれど…やっぱり、面識のない方に不遜なアドバイスをするのは気が引ける。

やっぱり、どうしても型とか常識を押しつける、みたいになるし、そのことが相手に大きく不快感を与えてしまうリスクも。

だからこそ、まずは相手を知ろうとすることから。それでこそ、的確な話ができる。

この流れが当たり前だとわたしは思うのです。

SMは、やっぱりふつうとは違う。

SMは、やっぱりふつうとは違う。

こんにちは。HALです。

以前、ごくごくノーマル(たぶん)なお友達に誘われて、イベントに行ってきたことがあるんだけど…

そこの出し物のひとつにまさかの緊縛ショー。周囲は若干、引き気味に…という中だったけど、わたしは日常に近いテンションで見てたのもあって、感想を求められて困ってしまった。

このときに、やっぱりSM自体はふつうじゃない。これはやっぱり忘れずにいたいと思った。誰もが受け入れないとい

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察してもらうよりも、わたしは伝えたい。

こんにちは。HALです。

わたしは結構ストレートに気持ちを伝えるほう、なんだけど…昔はそれゆえ衝突したりも結構あった。

だけど、いまはそれなりに大人になってある程度婉曲も覚えたけれど、むしろ伝えることの大切さを感じる。カウンセリングで相談を受ける中でも、結局ひもとけば気持ちを伝えることを怠ってるからやん、って結論になることが多い。

何回か話しているけど、やっぱり察してってのは限界がある。伝え

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やっぱり、病まないで済むならそれに越したことはないから…。

やっぱり、病まないで済むならそれに越したことはないから…。

こんにちは。HALです。

わたしとしては、普段は相手の方がSかな?と思うぐらいの関係の方がむしろ健康で居られる気がしていて。

やっぱり、虐げっぱなし、虐げられっぱなし、ってなるとお互いに方向性は違えど病みはじめる。いたく偏ってしまうというか。人の心は、あくまで双方向性。

やっぱり、病まないで済むならそれに越したことない。特に、普段の生活が別にあるのであれば、なおのこと、病んでしまうと本末転倒

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