トランプカード・ファン#0:まとめ

トランプといえば、スペード・ハート・ダイヤ・クラブの4種のマークにそれぞれ1から13の数札の52枚に、0~2枚のジョーカーを加えた52~54枚を1セットとする、カードの束。
一般的に販売されているものは、数札はその数に応じたマークがプリントされていて、11以上の数に対応する札にはジャック、クイーン、キングの絵がプリントされている、シンプルなものです。数がプリントされている面を表面とすれば、裏面はちょっとした幾何学模様から風景写真にアニメの一場面など、色々なものがプリントされていますが、裏面の模様から表面が推測できてはゲームができないので、裏面の模様は1セットを通じて同じものになります。

そんなトランプですが、ときどき、表面の柄が1セット分すべて違うものがあります。観光地や博物館、美術館なんかで、探していると見かけるものです。
いつからか、私はそんな「全部絵柄違い」のトランプが好きになりまして、行った先で見つけると必ず買うようになりました。だいたい1セット1,000円前後で買えるもので、旅先から持ち帰るにもかさばらず、景色や展示物がいろいろとプリントしてあると思いでの品にちょうどいい、とひょいひょい買っていると、いつのまにか20セット以上になってしまいました。
トランプとして遊びに使われることがほぼないこの大量のカードたちに、ちょっと日の目を見せてみようか、ということで、各セットをちょっとした思い出話とともに紹介していくのがこの「トランプ・ファン」シリーズです。

シリーズ一覧

#1:John Hinde Original, Ireland, Playing Cards, 54 Color Views

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