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21世紀を生きていく

むすめが生まれた時に込めた想い

不確実な時代に、
自分の足で立って、
自分の手で未来を拓く。

岐路に立ったときに、
自信(自己信頼)を持って選択できる。
たとえ失敗しても
立ち直れる力を持っている。

自分もそうありたいし、こどもにもそうあって欲しい。

そんな気持ちで、名前を考えた。

こどもが育つのを邪魔しない。

私たち親が「育てている」というより、こどもが「育っていくのをサポートする」という感覚がある。

だから、育っていくのを邪魔したくない。
先回りしたり、妨げたりすることなく、命に関わらない範囲の「危険」は排除しないで体験させる。

って思って生きているのだけれど。

2年前の、忘れられない出来事のこと。

初めて訪れた、母子3人で出かけた旅先の公園。
2歳むすめ、高所のリングトンネルにひとりでチャレンジ。(下の子いたので同伴できず)
落ちる心配はなさそうなので下で見守り。
高さ2メートル以上のところだし、一切手は出せない。

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4メートルくらいの長いトンネルを半分まで行ったところで、向かい側から小学生男の子が逆進。

娘は前に行きたいけど、どんどん迫ってきて、前に進めない。かと言って、高所2メートルくらいの高さなので後退するための方向転換もかなり怖い。相手は大きい男の子で、やめてとも言えない。

結局娘は、大泣きしながら体勢をかえて、元来た方向にひとりで戻り、ハシゴを降りて(途中ちょっと落ちて※けがはなし)階段も降り、地面まで戻ってきた。

途中、小学生の親が、空中で大泣きしながら戻ってくる2歳娘を指差して、私を見て、大笑い。

小学生は、ひと声かけるでもなく、その親も全く止めるでもなく、再度登っていった。

これ実は、日本人ではなかった。
(会話が日本語じゃなかったので)

おそらく日本人ならば、親が、小さい子いるから待ってあげなさいとか、(中には、ダメでしょ!とかも)何かしら言ってることが多いけど、彼らはそうじゃない。

やりたい人が、やりたいことを、手に入れたいものを、
自分の意思で取りに行くんだな
と思ったわけです。
その象徴のような出来事だった。
(外国人の批判ではありません。念のため)

この状況に、手も口も出さず、
(でも事故なく降りてこられるよう慎重に声かけして)
見守るのはほんとに胆力が要りました。。

21世紀を生き抜くスキル

娘は、おそらく相当悔しい気持ちを持って、
でも引き下がることを自分で選んで
(身の安全確保のためにはベストの解だった!GJ!)
葛藤しただろうと思うけど、
彼女はこういう時代をこの先、生きていくわけで。

21世紀を生き抜くスキル。
奥深いし、親も覚悟して、自分自身にもその力をつけたい!

皆さんからのサポートは、子どもたちと新しい体験をしたり、新たな学びのために使わせていただきます。