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長芋を買ったので。

 10月に入り日中はともかく、朝晩はずいぶんと過ごしやすくなってきましたね。たった2週間ほど前でも「残暑厳しい折」という言葉がぴったりだったのに。

 その「残暑厳しい折」に長芋を買ったのです。買ったのはわたしが食材を買うために向かうのは車で20分ほど行ったところにある業務用のものを扱っているスーパー。最寄りのスーパーに置いてあるような食材を扱ってないものもあるけど、たまに他では扱ってないような食材があったりするのでよく訪れます。
 長芋も、途中で折れてしまったようなものをまとめて、少しお安く売ってたりするのですが、生憎その日は立派な一本ものしか見当たらず、かといって使い切りできる大きさの山芋だとかえって高くつくので、ちょっと多いなぁ、と思いつつ(他の食材とともに)立派な長芋を買ったのでした。

刻んだネバネバ

 と、いうことで買ってきた長芋半分とキュウリ1本、オクラ1パック(8本ぐらい入っていたかな?)でネバネバ食材を刻んで和えたものを作ります。
 キュウリと長芋は5mm角(とは書いたけど適当でいいんっすよ)で刻みます。キュウリの水分を出したいので、先にキュウリだけ刻んで塩もみ。オクラの萼《がく》の部分を包丁で落とし、オクラをゆでるためのお湯を沸かしている間に長芋を刻み、水を切ったキュウリと合わせる。
 オクラを茹でて刻んでキュウリと長芋の刻んだものと合わせる。塩やら白だしやらで味を調えて、ゆず胡椒を入れて出来上がり。ゆず胡椒はお好みだけど、キュウリやオクラから水分が出てくるので、味はちょっぴり強めにつけておいた方が吉。
 暑い時にはご飯にかけて食するもよし。ゆず胡椒の清涼感が暑い時期にはぴったりでござる。

揚げ焼きにした長芋

 残った長芋をどうするか。
 摺り下ろして食べてもいいけど、それでは芸がない。
 ちょうど余っていたシーズニングスパイスがありまして。

 長芋の皮をむいて小口を5mm角、長さは5cm(滑ってきっちり切れないのでイデアとしての寸法)の拍子木に切り、シーズニングスパイスと和えます。今回は長さ10cmくらいだったので二袋入りのうちの1袋だけ使用。それでも結構なガーリックの臭いがします。
 しばらく放置したのちに片栗粉をまぶして揚げ焼きにします(本当は油を少しかけてオーブンで焼くか揚げたかった)。今回使用した片栗粉なんですが、半分はこの片栗粉のためにこの記事を書いたというくらい「おぉ!」となった片栗粉。

 揚げ焼きにしている最中に衣がポロリと剥がれて悲しい思いをしたことがある方は少なくないと思うのですが、これはしっかりついて離れない!
 袋にこの片栗粉を入れ、長芋を入れてシャカシャカ振って片栗粉をつけたのですが、しばらく振ってると、見てわかるぐらいしっかり付着してる。とろみ付けにはまだ使ってないのですが、時間が経っても緩くならないのが期待できそうです。

 閑話休題。
 今回作ったものは塩気が少し足りないように感じたので少しだけ塩と胡椒を足して出来上がり。フライドポテトより食感は軽く、軽いが故に食べ過ぎそうなものでありましたよ。

まだ残っていたので

 ちょっとだけ残っていたので、それは摺り下ろして食べました。
 皮付きのまま輪切りにしてステーキにする、なんて食べ方も紹介されていたので、また大きいのを買った折には試してみようかと思います。

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