見出し画像

楽しめ、挑め


3歳からバットとグローブ、そして阪神のショートを守る未来を父に託され、野球の本場アメリカ合衆国で6歳まで育ちました、杉村航太です。

(引退ブログの野球ネタ、ありがたく乗っからせて頂きました。笑)


あやねから紹介を受け大いにプレッシャーを感じています。そんああやねの高口とのスキャンダル写真を激写したのは私ですが、流失したのは太朗、採用したのは西郡なので責任はあまり感じておりません。


余談はほどほどに、本編へ。



---------------------------------------


まずは、山野の熱烈な希望(?)によりサッカー人生のの振り返りから。


小学校1年生。やはり時代には逆らえず、3歳から始めた野球を捨て、サッカーに魂を売った。ここで、サッカー小僧へと成長するファーストステップを踏み出した。


中学は学習院中等科サッカー部、高校は東京武蔵野シティに所属。高校に上がる際はアオアシばりのサクセスストーリーを思い描くも上手くいかず。中学で培った傲慢なドリブル技術と3年間で得た大きな過信は、高校で綺麗にへし折られた。なんとか生き残ろうと走って、頑張る!というプレースタイルを高校時代に完成させるもなかなか結果は出ず。とはいえこのプレースタイルは大事な土台の部分となった。


大学生。上條に誘われ、1年生から活躍し、関東リーグでプレーする未来を夢見て大学のサッカー部に入部。人生そんなうまくはいかず、怪我やベンチ、ベンチ外がほとんど。本格的にスタメンに定着したのは3年生の後期からとだいぶ理想から遅れた大学サッカーだった。その間、学年リーダーを外れ、ポジションを変更され、不貞腐れてたら肩が外れ、手術して半年離脱したり。その離脱期間にBチームの監督みたいなことしたり。ある程度の怪我と紆余曲折があったが1、2年はなんとかAサブにしがみつき、3年はスタメン、4年はなんとか怪我をせずに試合に出続けることができている。


振り返りはざっとこのくらい。

面白かった思い出とかは話せないやつも多いので封印。いつか話せる機会があれば話したいなと思います。笑



はい。4年間振り返ったので、ここからお決まりの流れの


「こんな4年間から私は…


 〇〇を学びました」


と、言いたいところだが、これが全く思いつかない笑


なぜ思いつかないか

それは「まだ終わってないから」。

リーグ戦はまだあと3節あり、関東昇格の可能性も残っている。


引退ブログは仕組み上、前半から中盤の人たちはこうやって結果が不透明な中で書くことになる。(特に今年は23人もいるのでスタートが早かった笑)


関東へ昇格したら、この4年間の行動を振り返り、学生主体の形を考え、大いに有意義な充分な努力を行えた4年間とかけるかもしれないが、当然、逆もあり得る。

要するにまだ結果が出てない以上評価がすごくしづらい。


では、何を書こうか。

現在まだ、1200文字。

アベレージ3000文字を超える今年の引退ブログに載せるにはあまりに物足りない。

最後の締めの挨拶や次の人の紹介で約500文字を使うと想定して、3000字まで、あと1300文字,


この1300文字でみんなに何を伝えようか。

何かをたくさん伝えられるのもいいが、1つに絞って伝えよう。



今率直に感じることをありのままに。


それは改めて


"サッカーが好き"


であるということ。


ありきたりな言葉ではあるし、当たり前のことかもしれない。


それでも長くても2ヶ月と、引退という2文字が間近に迫った今、改めて、サッカーに対する思いが溢れ出す。


雨の日も、寒い日も、暑い日もボールを追い続けた。体調が悪かろうが、熱が出ようが解熱剤で体を誤魔化し、試合に向かった。


どんな壁にぶつかろうと挑み続け、その度に悔しさを味わった。間違いなく楽しかったことより悔しかったことの方が多かった16年間。


辞めるタイミングはいくらでもあったが、本当に辞めたいと思ったことは一度もなかった。


嫌なことがあった日も、悲しかった日も、みんなで集まってボールを蹴っていればなにもかも忘れられた。


今までの人生の思い出の多くをサッカーが占め、ご飯を食べるのと同じくらい当たり前にボールを蹴り続けていた。


引退してもプレミアリーグを深夜に見るだろうし

子供ができたら真っ先にサッカーボールを与えると思う。

おじいさんになっても代表戦はチェックするし、お酒でも飲みながら、「俺だったらこうする」とか偉そうなことも言ってるのだろう。

これからだってこんな感じでサッカーとの繋がりは無くならないと思う。


それでもこの16年間のサッカーがすべてである生活は2度と過ごすことはない。


サッカーと共に過ごしたこの16年間。


多くの思い出と仲間を得ることができ、


たくさんの感情を味わった。


これから先の人生、サッカーより本気で向き合えることに出会える気はしない。


サッカーは魅力的で、自分を夢中にさせていた。



これは自分の感想。とはいえみんなもこの気持ちを持っているはず。


終わりが近づき、小さいころから感じていたサッカーへの愛をいま再認識したところだが、それには遅すぎた。


長くてもあと2ヶ月しかサッカーに本気で挑める環境にはいられない。


短すぎる。やりきれない思いが確かにそこにある。


だからこそ後輩にはこのブログで再認識してほしい。


"サッカーが好き"という気持ちを。


そして残りのサッカー人生を全力で楽しんでほしい。


サッカーに自分の全てをぶつけ、挑み続けてほしい。


出来れば、これを達成できなかった自分の分まで。


"楽しめ、挑め"


そんなことを後輩に託し、このブログを終わろうと思う!


てことで以上!


---------------------------------------


最後になりますが、4年間支援してくださった桜蹴会並びにOB、OGのみなさまありがとうございました。


えのさん、林さん、しのさん、大矢さん。

多くのご指導、そして手厚いサポートありがとうございました。


現役部員へ

多くの迷惑と数えきれないほど助けられた4年間。みんなありがとう。

数々のだる絡みを受け入れてた後輩たちありがとう笑

でも、もうあと2ヶ月だけそのだる絡みにも耐えてくれ。

まだこのチームは終わらないし、望みがある限り全員で戦い続けよう。

そして、全員の力で来シーズンの関東への挑戦権を掴み取ろう。



それでは、次回のブログ!

ネクストバッターは西郡佑馬!

ごおりの愛称で親しまれ、「ご」と「り」だけの個人チャントを持つ漢。

試合では巧みなテクニックで相手を翻弄し、私生活では絶妙なボケで仲間を魅了する。

そんなゆうまの心を揺さぶるブログをお楽しみに!


p.s

西郡は内部生同期で唯一僕のことを航太としたの名前で呼んでくれるので、このブログを機に僕もゆうま呼びにします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?