飛んで火に入る夏の虫 #9
毎日毎日、雨や曇りが続いてる。それは、日本の梅雨だからしょうがないのだけれども。
だからこそ、たまの晴れの日が嬉しくて嬉しくて、何も用事はないのに外に出かけてしまう。
なんとなく、虫が光に寄せられていってしまう気持ちに共感した。きっと、彼らにとってそれは習性で、感性ではない気がするけど。
梅雨が明けて夏になれば、逆に暑くて暑くて外に出たいなんて思わなくなる。ほんとに勝手なもので。
ケの日にまみれると、そのことを忘れてしまうけれど、ケの日があるからこそのハレの日なんだよね。
火に寄せられていく虫を、昔はバカだなぁと思っていたけれど。もうバカにできないな。
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