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Liminal参考資料

※7/4 本の紹介者のお名前が一部抜けていたため追記しました

よもやの事態でTwitterは大荒れですが、

何気なく募ってみたところ識者から濃い情報が集まるのもTwitter。
私、そんな皆さんが大好きです。

というわけで過日、早速図書館に足を運んでまいりました!
皆さんに教えて頂いた、Liminalシナリオの参考になりそうな
書籍類を(私の見つけたのも混ざってますが)ご紹介いたしたく。

Liminalのサプリこと「地球の歩き方」

Montroさん曰く「サプリメントはイギリスのガイドブック」。
安心と信頼の地球の歩き方、チップ事情やナイトクラブの注意点など
現代イギリス文化について事細かく載っています。
すべて目を通してはキリがないので、
仕事の合間時間にコツコツと付箋を貼っていました。
私はしがない物書き(裕福でない)なので、ヨーロッパ旅行は夢のまた夢。
でも、憧れと調査力で見てきたように書くのはできると思います。
さて、どこを歩こうかな。

妖精事典

あちこちに「制作協力」で名を残す
縁の下の力持ちVtuber六児雛さばきさんと、
メカもメルヒェンも大得意の我が盟友・滝戸ジョウイチさんから。
事典といいつつ事典の形式をとらない書物もままありますが、
これは正真正銘、50音順の妖精事典でした。マジモンやぁ……。
絶版本な上に古くて分厚くて持ち帰りに躊躇したので、
調べたい事がまとまってきたら図書館で閲覧しようかと思います。
妖精界の時間だけで2ページ以上見開きで解説する手厚さ。
いつかお世話になります。

妖精伝説 本当は恐ろしいフェアリーの世界

フェアリーのイメージの変遷をたどる本。
冒頭では絵画の中での妖精の描かれ方を美麗カラーで確かめられます。
みんな大好きオベロンとティターニアも載ってるよ。

縦書きで読むのに時間がかかるものの、
内容としてはすごくちゃんとした本、という印象。
受容史寄りなので、ご興味のある方はぜひ。

妖精の教科書 神話と伝説と物語

Montroさんの熱狂的ファンでもあり、
ソロジャーナルプレイログでおなじみのましゅうさん推薦。
同じ原書房でもこちらは読みやすさ重視、初学者向け。
図解を載せながらフェアリーの基本生態や禁忌とされること、
各地に散らばるフェアリーの伝承を地域ごとに解説してくれます。
個人的によかったのは物語の引用で出典となる物語名があること。
でも詳細な各記述のソースを辿るには向いてないので、
研究目的の方には物足りないかもしれません。

ゴーストリイ・フォークロア 17世紀~20世紀初頭の英国怪異譚

これが「世界の文学>イギリス・アメリカ」の隅の方に眠ってて泣いた。
イギリスに伝わる怪談や幽霊譚をまとめたもの、
シナリオフックとしても優秀だし何よりそそられる。
え、好きだが?? 皆好きだろこういうの!?
借りろ!!! よ!!!?? ……今度借ります。

人狼伝説 変身と人食いの迷信について

フェアリーだけの予定が民俗学の棚からすっととりました。
人狼――いわゆる「狼憑き」の起源や各地でのバリエーションなど、
どのような形で人狼の伝承が生まれ、継がれていったかの話。
文体が半分お話仕立てなのでサクサク読めます。

現在のところ、こんな具合でしょうか。
これ以外にもあったよ! という方、ぜひご教授いただければ幸いです。
では、続きは次の機会に。

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