8日目「高熱と病院」
はぎと病院にいってきた。家のすぐ近くにある動物病院に初診としてかかったが、出がけにキャリーに入るのを嫌がったはぎにガッツリ噛まれた……ごめんて。
このご時世なので、病院の中ではなく、駐車場の車の中で待たされた。
初めて行く病院だったが、はぎのために緊張とか言ってられない。
当のはぎはというと、キャリーの中で猛抗議……機嫌悪い感じではなく、ただただ帰りたい感じ。
初日にも噛まれたな……そういや……
感じのいい先生で、ほっとした。
問診票で「5ヶ月」と書いていたが、先生から「この子5ヶ月?大きい子ですねー」と言われた。
ちなみに体重は1.75㌔。そんなに大きいんかな?
で、実際の診断はというと、完全に猫風邪。
体温計ると40度の高熱。人間でもイラついて、上司噛むレベル。
両目の粘膜が充血していて、綿棒で粘膜の組織を採取。検査した結果、クラミジアではないが、何らかのバイ菌が悪さをしているとのこと。
はぎは診察される間、唸ったり、噛み付いたりはしなかったが、始終逃げようとして落ち着かなかった。看護師さんから「おりこうですねー」って言われてたけど、確かに私が抑え役を変わっても威嚇もしないし噛みもしないな……内弁慶か?w
結局、解熱剤と抗生剤の注射を2本打たれ、朝晩の飲み薬、朝昼晩の目薬を処方された。
また目薬……だけど、ちょっと経験あるからいけるぞ!というより、はぎが熱でぐったりしてるから、やりやすいだけかもしれん……
お気に入りのハンモックで寝るはぎ。丸まるってではなく、横寝やリラックスした姿勢で寝るようになった
帰宅後、ケージにはぎを戻すと、直ぐにハンモックへ。私もこの時、すっかり失念していたが、病院頑張ったご褒美をあげ損なった……。
病気の対処が分かって、ほっとしてしまったのだ。これきっかけで、はぎがキャリーに入るのを嫌がるのは嫌だな……
次は必ずご褒美をあげて、いっぱい褒めてあげよう。
そこで気になったのがふく。
前も書いたけど、ふくは“手がかからない”。
餌をあげれば大人しく食べ、排泄も問題ないし、水もちゃんと減ってる。爪とぎもきちんとできて、壁紙も家具も傷つけない。
そこら辺ははぎと一緒だけど、何より仲良くなるきっかけが遊びしかない。
だけど、ふくはおもちゃとお菓子に興味がない……どうしたもんかと思っていたが、ふくにヒットするおもちゃを発見‼️
ふくは羽付き釣竿で紐の部分に手を出していたので、紐状のおもちゃなら食いつくんじゃないかと思ったら、これがビンゴ。
地元のトライアルで、釣竿に長い布製の紐とその先に鈴が縫い込んであるおもちゃを見つけた。これを目の前でチョロチョロ動かし、蛇のように這わせるとノッてきた!
紐のおもちゃに夢中のふく。やっとみつけたベストおもちゃ!
これだけで仲良くなれるとは思わないけど、少なくとも「なんかいる人」から「遊んでくれる人」くらいには昇格するんじゃなかろうか🤔
そして、お菓子もふくの好みが分かってきた。ふくはちゅーるには興味がない、というより、私の手に近づくのが嫌らしい。なので、点々と床におけるカリカリ系のおやつをチョイス。すると、ふくの手元に置いて、そこから徐々に私の近づけていき、最終的にかなり警戒しながらではあるものの、私の手からおやつを食べてくれた⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
この辺は、はぎとふくを隔離して1匹ずつ接したから分かった好みだと思う。はぎはちゅーるを普通に私の指からでも食べるから、一緒にいたら落ち着いてふくの行動を観察することが難しかった。
ただの“手のかからない子”ではなく、とても慎重で好みが違うだけということが分かった秋の夜長でした。