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大好きな人の大切なものを、大切にしたい
人生論、ときどき仕事論。
“大好きな人” は “大切な人”。
その大切な人の大切なものを、大切にしたいと思えたときが、本当の愛情になったときかなと思っている。
大好きな人の大切なものに嫉妬している段階では、それはまだ自分と相手にとってのただの通過点の関係性であって、ただの独占欲か下心かと思っていて、私としては相手ともう一歩上の関係を目指せたらいいなと思っている。
職場の人間関係でも同じだと思ってて、部下の家庭にも幸せにも無関心、もしくは嫉妬するような管理職なんて辞めてしまえばいい、降格になればいいと本気で思っている。
たいていの場合、その人にとっての関係値は通過点ではなく終着点であって、何かそこから改善される場合はほとんどないなと思ってみている。
50代独身女性お局様の部署では、お子さんができた家庭をもつ社員は男女問わず退職しているし、40代独身男性の部署の男性社員は、子供が出来た報告をしたとき、「おめでとう」の一言もなく、育休取得のための仕事の調整の話になったらしい。
前者は特殊な職種ということもあるかもしれないがここまで数十年同じ環境が続いていると、前者は会社組織にとってガンだとしか思えないし、後者は社会人として何かが欠落しているとしか私は思えない。
しまった、書いててイライラしてきてしまった。
そんな人たちのことなんて気にしないで生きていればいいのだ。
「そうか、そう考える人もいるのか。自分とは考え方が違うんだな。」と思う人たちをもっとうまくスルー出来るように生きる術を身に付けたい。
自分の大切な人の話に戻すと、私には大好きな元彼がいる。
私と彼は“結婚”という形で結ばれることはなかったけれど、今でも彼のことはめちゃめちゃ大切だ。
幸せになってほしいと思っていた矢先、彼が結婚した。
彼の結婚を一番喜んだのは絶対に私だと思っているし、一人目のお子さんが生まれたときも、二人目のお子さんが生まれたときも嬉しかった。しっかりお祝いもした。
彼が大切にしているものすべてを私も大切にしたいとおこがましくも思っている。
彼が今、私のことをどう思っているかはわからないので、色々な祝福も、ただの自己満足かもしれないけれど、迷惑をかけないように度合いは気を付けているので、きっと大丈夫だ(と、信じたい)。
女性にも同じように大切な人がいる。
彼女の生活を応援したいと思う女性もいるし、彼女の家庭ごと幸せでいてほしいと思うこともあるし、彼女と彼女の友人関係も含めて大切にしたいと思うことがある。
なんというか、大切な人にはやっぱり幸せでいてほしいと思う。
そのために私はその人の大切なものも含めて全部大切にしたいと思う。
相手にとって私が不倫相手でも浮気相手でも、セックスをする関係が続いている男性にも同じように思う。
彼の家庭、もしくは彼女の存在があってこそ私の好きな彼なわけで、是非そのまま幸せでいてほしいと思う。
大好きで大切な人がたくさんいる。
幸せでいてほしい人がたくさんいる。
そんなことを噛みしめることが最近続いた。
でもわざわざそんなことを言葉にして伝えたらうざったいから、こっそりここに書いてみた。
うざったくてごめんなさい。