第1回:仕事、というか会社員辞めようかなという話
早速更新日がずれました…睦月ハルカ(Twitter ID: @mutsuki_hal)です。
前置きしておきますと、暗い話→希望ありそう!って感じになります。
前回より長くなりますが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
ちなみに(まだ)辞めてません。
そもそも何してるか
Twitterのプロフィールには「なんちゃってエンジニア」と書きました。
なので(一応)エンジニアです。ネットワークという領域を扱っているのでネットワークエンジニアとも呼ばれます。(エンジニアの分化について話してもいいのですが、話が逸れるので割愛します。)
で、「なんちゃって」と書いたのは、私が「技術」を売ることを仕事にしていないからです。
んん?エンジニアって書きましたよね?と疑問を持つと思います。
では、何を売っているの?とも思うでしょう。
答えは「時間」です。
私は新卒で俗にいうSESの会社に正社員として就職しました。
調べるとわかるし、知っている方はゾクっとするかもしれません。
SESとは常駐エンジニアを派遣する事業です。所属している私の会社は自分たちの「仕事(製品やサービス)」を持っていません。
収益はシンプルに契約料のみです。お客さんは「仕事」を持っている大手のSIer、私の会社はSIerへの派遣実績がある会社を仲介して契約します。
いわゆる多重請負という違法労働形態です。
私の手元にくる給料は仲介会社と所属会社にうわまえをハネられた搾りかすです。んん~…書いているだけで気分が…
なぜそんな会社へ?
少し脱線します。
入社した・してしまった理由はバカだったからです。
大学へ行っていようが、社会やつながりがなければ、居心地の良い場所にこもっているだけならば、いくら成人していようが酒もタバコもキメていようが無知な子供と変わりません。(タバコは吸わないですが…)
そんな私が好きだったものはゲームと漫画。ゲーム企画やグラフィックデザイン・漫画制作で「自分」を示したかったのです。
愚かな話です。ゲームも漫画も自分と「他者」がいなければ成立しない。
なのに私は「自分」のためにクリエイターになろうとしました。
おかげさまでゲーム会社を狙った就職活動は大失敗し、序でとしてゲームというデジタル技術を扱うIT業界なら次の就職でゲーム会社に行けると考えて今の会社にたどり着きました。
例えるなら、宝くじの窓口で万馬券を求めるような愚かさでしょうか。
決め手はまだ新しい会社だったからです。派遣という地盤があればゲームやソフトウェアなどデジタルの製品を作る新しい事業を始められるのではないかと考えていたからです。おそらく?もちろん?「自分」のためでした。
最近になってようやく、どんな仕事でも「他者」を必要としていることに気づきました。「他者」をどうしたいのかを考え、行動することこそ仕事なんだと気づけました。気づくことは大事です。勝手に自分を褒めます。
ところで会社辞めたい話は?
というわけでお待たせしました。
能力がなくても一定の給与は保証されているのに、今の会社・会社員生活をなぜ辞めたいか?
別に違法だからではありません。
それは「時間」の使われ方です。
SESというのは上記の通り人を現場に入れることですが、
その業績の指標は「その現場にどれだけ時間を使ってくれたか」です。
「仕事」を持っている会社にとっては、一定の契約料の中でどれだけ貢献してくれるか?が肝要なわけです。
つまり、一時しのぎの奴隷です。正社員よりもコストが低く、簡単に切り離し可能なただの労働力・手を動かしてくれる奴隷としてどれだけ優秀なのか、よいと評価されるのかの指標が「(労働)時間」なのです。
私の時間はただ捧げることを善しとするためにあるわけではありません。
と、時間については語りたいことが多くあります。
そのため次回は、私が思う「時間」について書きます。
ただ、今のままが良いとはどうしても思えないのです。時間を本当に使いたい「先」が私にはあるので…
その「時間」は?私はどこへ行く?
正直全くわかりません。
今の現場は学びが多く、日々小さな失敗を繰り返しながら成長できている気がするのです。別にすぐ離れる必要を感じませんが、だからこそ考えてしますのです。
「今のままで本当に良いと言えるのか?」と
最近は自分の周りの人、できるならもっと多くの人が前を向いて生きることを応援したいと思うようになりました。
ツラくなったら支え、時に前に進む勇気を与え、時に休息の大切さ・立ち止まって周りを見て考えることを勧めるなど、そうした応援がその人の幸せに繋がるのなら嬉しいと思います。
これって仕事になるかもしれないけど、わざわざ会社に入らないとできないことではないと思うわけです。
だから、会社員暮らしをやめて自由に生きようと思うのです。
そうすると「お金」と「時間」のジレンマ・多面性に悩まされるのです。
う~分からない…人生は難しいです。
次回予告
先に書いた通り、「時間」については書きたくて仕方ないことがいろいろありまして…すべてを今回に詰め込むと無茶苦茶になるので、次回です!
アニメの話が少し入ります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします!