司会と講師〜話すことのスキル

今年に入り、人前で話すお役目が続いたため、話すことに改めて向き合いました。
人前で話すための準備についてお伝えします。

司会について

450人くらいの出席者の大きな会場で、
研修会の司会を担当した。
台本はすでに出来ていたが、当日まで、自分で読みながら修正し、台本を再作成。
本番に臨んた。
お正月もあり、あまり練習は出来なかったのだけど、台本を読んでみたり、発声練習してみたり…と、前日の夜中まで準備をした。

心掛けたこと


講師の前は、必ず自分の声を録音して聞き、何言っているかわかるか…など確認するようにしている。
ゆっくり目で、間を大切にしているのだが、
司会原稿を読んでみて録音して聞いてみると、ちょっとじれったい感じがして、キレがないというか…。
講師と話し方が違うのかな?と思った。
そこで、いろいろ調べてみて、【司会 話し方】など、検索して、元NHKのアナウンサーの方の動画がヒットしたので、それを見て、参考にしたり。
大切なことは…私が思っていることと変わりなかった。


台本通りにはいかず


大ホールの450名ほどの出席者を前に、壇上から、注意事項や挨拶、講師の紹介など…台本通り進行していった。
アクシデントは1人目の講師のあと。
講師が終了時間を勘違いしたことから、15分くらい早く終わってしまった。
終わったので当然壇上で、しめなくてはならない。
しかし、休憩と二人目の開始時間を運営と確認する間もなく終わってしまったので、
「ヤバい!時間確認してない!!」と、
心の中は、ソワソワ…。
舞台の袖からの合図がいまいち暗くて見えなくて、左右の袖を確認したら台本通りとのことだったので、そのまま進めていくことに。ちょっとヒヤッとした出来事だった。
全体を把握して、時間管理も重要だと感じ、司会の仕事は大変だと感じた。
他にも台本にないことを皆さんに伝える場面なども、わかりやすく伝えるように、文章を考えたり、自分自身も研修会の受講者でもありながら、それどころではなかった。

自己紹介内容の確認と研修内容の感想


自己紹介内容は、運営側が作ってくれたのだが、実際に話してみて修正をし、さらに、ご本人に確認し、了承をもらう。
感想については、研修会のときにざっくりと内容を捉えて、当たり障りのない、自分の考えは入れないような感想を考えて話す。
そんな事で、新年一発目のお役目は、バタバタっと終わった。

地元のファイナンシャルプランナーの勉強会


先日、久しぶりに地元の勉強会で話をした。
会場に行きまず驚いたのは、立ち位置に置いてあるのが椅子一個。
テーブルもプロジェクターもなく、紙だけの講義だったとのことで、用意していたレジュメは投影用に作ったので焦る。
時間配分も若干変わるかなぁと思ったのだけど、何とかなった。

コンテンツは重要!


初めて人前で講師としてお話させていただいてから10年。かつて師匠からは「内容よりもコンテンツ」と教えられていたので、毎回、話の流れはかなり気を使っており、話題がスムーズに流れることを一番重要視している。
それは何故かというと、聞いている人の耳に入りやすいから。
『声美人の学校』のときに、「PLEP法」というのを教えてもらい、それに当てはめたりすることある。
大学院を出てからは、割と老年学や発達心理学の概念を用いたり、ちょっと哲学的…というか、感情に訴えるような内容のときも。
そして、経験を話すことは、信憑性が高くなり、良い。但し、ダラダラと話してはいけないが。

講師はアウトプットの場


今回は、扱っていない生命保険の特定保険契約だったので、私にとっては未知の世界で、随分勉強した。保険の世界にもまだまだ知らないことがあって、奥深い。そんな勉強の成果を発表することは、勉強になる。質問もたくさんあり、私の勉強不足や、消費者は、そういう点が気になるんだ…ということを知り、勉強になった。


基本的に人前で話すことは得意ではないが、
練習したり、学んだりしながら、何とかこなしている。
今後も、その様な話があれば受けたいが、
今年は勉強に集中したいと考えている…

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