マザー・ゲーム～彼女たちの階級～

2015年　TBS

出演：木村文乃・長谷川京子・安達祐実・貫地谷しほり・檀れい

脚本：荒井修子・武田有起・千寿みのり

シングルマザーの希子が息子の陽斗が通うお金持ち幼稚園で様々な”暗黙のルール”に正義感をもって立ち向かっていく物語。

これまでも私立幼稚園が題材のドラマはいろいろあって、どうしても少しぎすぎすしがちのストーリーでだったけど、（もちろんこれも最初はぎすぎすしていたけど笑）終盤に行くにつれてだんだんスカッとしてくるのは、木村文乃さんの透明感からなのかな。キリッとした感じだと、「七人の秘書」「99.9」は結構まっすぐな性格のキャラクターだったなあ、好き笑　まだこのころは木村文乃さんの髪が長くて。短いのも好きだけど今となっては長いのも改めて美しい！最近では安達祐実さんは「初めて恋した日に読む話」の印象が強いから、あのファビュラスな感じからは一転、スンと美しい感じ。長谷川京子さんは「ドラゴン桜」のちょっとおてんばな感じ、「BOSS」の不思議キャラな感じ、今回の綺麗めな感じ。いろんな役をこなされててすごいなあ。檀れいさんは「ヒガンバナ」のリーダーなイメージ。でも今回は（特に最初のほうは）気持ちが顔に出ていなくて（きっと一目置かれる存在だったから）すごいなって。なのに希子と仲良くなってからはその表情もしっかり出ていて。さすがです…

そして何よりも私の大好きな子役の横山歩君！「花子とアン」「37.5℃の涙」「いつかティファニーで朝食を」かわいいし演技もうまいの、「ダメな私に恋してください」「過保護のカホコ」にも出ていたようで、もう一度見直さないと…！

第1話の冒頭部分、園長が何でお受験私立幼稚園に希子と陽斗を招いたのかについて、「今は”○○ちゃんのお母さん”ではなく名前で呼ぶ、彼女たちも変わろうとしているの」というセリフがあったけど、母親を一人の女性として映しているからあんまりぎすぎすした感じがないのかな…そういった面では「恋する母たち」もちらりと似ているかな

希子みたいに正義感を持ちたいなあ

火曜ドラマ『マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜』

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