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刺激に慣れた現代人と生きづらさ

常に好奇心を刺激し続けるSNSやYoutube

アクションシーンや過激な暴力性を描写した映画

コロコロと曲調が変わり続け、激しい電子音とテンポで流れる音楽

普通のセックスよりも快楽を与え続けるポルノコンテンツ

スマホを触っていても、街にでても現代人は常に
キラキラとした刺激に包まれている

自分は平成生まれなので、昭和より昔の時代のことは
体験したわけではないけど


エンターテインメントのコンテンツなどあらゆる娯楽は
昭和以前と比較して格段に、

楽しく・キラキラして・刺激的になっていると思う

昔は、マイケルジャクソンのライブに行ったファンが
生のマイケルジャクソンを前に気絶したことがあったと聞いたことがある

プロポーズされたら失神する人もいたらしいし

日常生活を送るうえで感じる以上の刺激を受けたら
失神してしまっていたらしい

平成生まれで、令和を生きる自分からしたら想像もつかない話だ

周りの人で、ライブで興奮して失神した人の話は聞いたことがないし
プロポーズで気絶するのももってのほかだ

思うに、昔の人は刺激に慣れていなかった

現代人は刺激になれているから、気絶するほどの刺激は
そうそう受けないのかな

SNS・エンタメ・ネット・ポルノ

これらは私たちの日常に今や当たり前のように存在してるけど
これが少なからず、生きづらさにつながっていると感じる

刺激に慣れすぎると
普通の生活で得られる刺激に満足できなくなる

仕事や学校・家族や恋人との生活が
なんとなくつまらなくなる

でも、なんとなくつまらなくなる理由が言語化しづらくて

もやもやしてしまう

それが漠然とした不安へとつながっていくのかな

そうして日常生活を送るうえで、普段は目を向けられにくい
愛とか感謝、穏やかさ、豊かさを
忘れていってしまうのではないか

結局、日常の当たり前に感謝し、
自分の本当の感情と向き合い続けていくしかないんだと思う

今日もおいしいごはんを作ってくれてありがとう

話を聞いてくれてありがとう 話してくれてありがとう

一緒に仕事してくれてありがとう

お客様としてご来店くださりありがとうございます

一日頑張ってくれた自分にありがとう

この記事に目を通してくれてありがとう

すごく抽象的で当たり前のことで、忘れがちなことだけど

豊かさの本質、幸せの本質は

そういう些細な日常と地続きになっているのかな

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